
愛用していたiPhone7plusを水没させてしまい(浴槽に落ちた)、スマホなし生活がスタートした僕(@ka_zz)です、ごきげんよう。
目覚まし時計、時計、カメラ、SNS、音楽、Youtube、相場チェック、メール、電話・・・などなど、生活にかかわる情報のやりとり全てをスマホに依存していたので、困り果てております・・そんな今日この頃、友人でありマクロビスタイリスト高橋直弓先生の計らいで、内閣府(安倍首相が住む総理官邸の隣に位置する国家機関)でベジ飯を食べてきました!
週に1日はお肉を食べないようにしよう!
という「ミートフリーマンデー」は、元ビートルズのポールマッカートニーが主催、そして推進し今では世界中に拡大している運動で、それを内閣府が日本の官庁として初めて導入。そんなわけで、取材をかねて絶品すぎるベジ飯を食べたレポートと、個人的考察を書いてみます。
内閣府の食堂がポールマッカートニーが主導するベジタリアン運動ミートフリーマンデーを導入!
僕がベジタリアンになった15年前、そこからさらに遡ること36年前・・
今現在(2019年1月)からおよそ51年前の1968年2月・・
当時、人気絶頂だったビートルズが、アルバムのレコーディングを中断してインドへ渡り、聖地リシケシュでマハリシのアシュラムで瞑想修行に励んでいました。ドラッグでも得られなかった真の心の平安を瞑想によって実現しようとしたのです。
そもそもビートルズのメンバーがインドに渡航したキッカケとなったのが、インドから欧米にヨガ(瞑想)を伝えた大聖者パラマハンサ・ヨガナンダの名著「あるヨギの自叙伝」という本で、1968年の名盤「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」のアルバムジャケットには、この本に登場する実在したインドの大聖者4人が描かれています。
▼僕も何度も読み返している本
この本は、アップルのスティーブ・ジョブズも、自身のiPad2に唯一ダウンロードして繰り返し読んでいたことでも有名で、ジョブズのお葬式に参列したVIP800人にこの本を配布したほどで、人類の歴史に絶大な影響を与えています。
北インドのリシケシュは、現在でも街全体が肉・魚・卵・酒を禁止している厳格なヒンドゥ教の聖地で、僕自身も何度も訪れては、世界平和の祈りに参加したり、瞑想をして過ごしています。
その後、紆余曲折を経てビートルズは解散、メンバーはソロ活動になります。1985年にジョン・レノンがニューヨークで暗殺されるも、ジョージ、リンゴ、ポールの3人は精力的に音楽によって世界に影響を与えつづけていました。
ビートルズのメンバーはうちの親と同年代(母親はジョンレノンと同級生)で、ポール・マッカートニーは2019年で77歳です。すっかりいいお歳ではありますが・・去年の来日LIVEでは3時間もの公演をやってのけています!
そのものすごいスタミナと体力は、ポールマッカートーニがベジタリアンであることも大きな要因で、彼が推進するミートフリーマンデーを日本で推進しようと立ち上がったのが、内閣府官房の小城さんと、同省内で食堂を運営するニッコクトラスト社の代表取締役社長の若生さんです。
▼ビートルズとインドの聖者の関係性を書いた記事

1967年に発売されたビートルズのアルバム「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」が、今年で50周年を迎えることを記念してリマスタリングされた記念版が発売されました! 僕(@ka__zz)の人生において、もっとも聴き込んでいるアルバムで、かれこれ1000回...
内閣府でなぜベジタリアンフードを推進するのか?
総理官邸 内閣府官房の小城さん、ニッコクトラスト(資本金9999万円の大企業)の社長若生さんは、いずれもビートルズ、ポール・マッカートニーの大ファンで、日本におけるミートフリーマンデーのリーダー的存在となっています。
ネットやメディアからの変革ではなく現場の最前線から、しかも国の中枢を担う内閣府で、ポール・マッカートニーが発動させたムーブメントを実現させようと立ち上がったのでした。何しろ、まだまだマイノリティなベジタリアンフードを本来はお堅いとされる官庁内で推すのですから、並大抵の意思力と行動力では実現できません。
さらに彼らは内閣府を超えて、財務省・外務省・厚労省・国交相、、など、国を動かす全ての官庁にミートフリーマンデーを導入しようという高い志で活動をされています。
日本ではマイノリティなベジタリアンフードですが、海外を旅してグローバルな視点で見ると、お肉お魚メインでベジタリアンフードが一般化していない日本の外食産業こそがマイノリティであることが分かります。
厳重なセキュリティーをパスしていよいよ内閣府に
内閣府 人生初の内閣府! 当然ですが一般人がやすやすと入れる場所ではありません。
総理官邸と地下で繋がっているらしく、厳重なセキュリティによって入出場を管理しており、テロリストや不審者の侵入を未然に防いでいます。 今回のようにコネクションが必要になります。招待してくれた内閣府官房の小城さん、マクロビスタイリストの高橋直弓先生ありがとうございます!
正直かなり驚いた内閣府のベジタリアン料理。
いくらヘルシーで環境によくても美味しくなければなんの意味がない!
それが僕の持論です。 世の中のベジタリアンレストランやカフェ(オーガニック系のお店も同じ)は、このことを理解できていないばかりに、閑古鳥が鳴いているお店が多々あります。さてさて、そんなわけで内閣府のベジ飯は実際どうだったのか? 応援をしたい気持ちはMAXでも、美味しくなかったらブログにも書かないし、SNSですらシェアしないのが僕の主義です。(その代わりに、不味かったこともシェアはしておりません。)
そうなんです。
こうやって記事にしているということは・・
友人に、世間に伝えたい!と心から思った・・
そんな結果であり内閣府のベジ飯は、正直に言いますが・・・
バケツで食べたいほど美味しい!
許されるなら3回はおかわりして満腹200%になるまで食べたいくらい美味しいじゃないですかッ!言うなれば、内閣府に就職して毎日食べたいレベルです! このブログ、美味しくて関わっている人が気持ち良いお店しか紹介しておりませんから。なので・・ あまりにもつらいのが・・ 内閣府に入るには紹介が必要なこと・・・ 自由に入ることができない。
なので、ニッコクトラストさま!どうか、今回いただいたハンバーグをき貴社が運営しているレストランで食べさせてください!
どうかお願いします。
Meat Free Mondayは東京都庁にも拡大している!
そしてなんとミートフリーマンデーは、東京都庁でもスタートしました!
小池百合子知事もポールのファンであることを公言しており、ミートフリーマンデーの導入についても、ポールの影響が大きかったようです。知事のコメント ポール・マッカートニー氏から貴重なアドバイスを頂き、10月から都庁の職員食堂でベジメニューを開始することにしました。これを機に、日々の食の面からも、環境問題に取り組んでいきたいと思います。
週に一度はお肉を食べない日。
内閣府は毎週金曜日、50食のベジタリアンメニューが毎回完売だそうです。
イギリスのリバプールから世界を席巻した若者が、インドの聖者によって瞑想に目覚め、非暴力(アヒムサ)であるベジタリアンになり、菜食を世界に拡大するために人生を賭けている。
その想いはいつしか日本の国家中枢にまで届き、美味しいベジごはんを食べた人々が、さらに影響を及ぼしていく・・
ビートルズの音楽が人類に愛されつづけられるように、ミートフリーマンデーというムーブメントはこれから地球全体に浸透していくことでしょう。
それでは皆さん、よい一日を!
Have a good day!
and God bless you!!
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