
新型コロナウイルスによる長い長い非常事態宣言が2020年5月25日付けで出されたものの、外出自粛中の暮らしと、のんびりとした街の雰囲気が良すぎて、事態の収束を願いつつも「ずっとこのままがいいんじゃないの」と思っている不謹慎な僕(@ka_zz)です、ごきげんよう。
4月7日に出された非常事態宣言による外出自粛というアブノーマルな環境は、最初こそとまどいがあったものの、外に出ない暮らしに慣れていくにつれ、自分なりに楽しく、そして快適な生活パターンを見つけることに成功したのです。 正直に言えば「非常事態宣言下の暮らしが最高に気持ちよかった」のでした。
それは、僕個人の家と近所、ときどき都内という狭いテリトリーとあわせて、社会全体のざわついた雰囲気も含めて、非常事態宣言という期間中、僕の心が踊っていたのです。例えるなら夏休みの終わりの日、もしくは台風が過ぎ去ってしまったあとのような、理由はないのに寂しい気持ちです。
というわけで、長い人生でそうはない貴重な期間を忘れないために記憶を書き残すことにしました。
Covid-19非常事態宣言中の暮らしの記憶と記録。

自宅の2階からの風景。この日は季節外れの雪が降った。
2019年12月31日、中国は武漢という街で何やら怪しい病気が発症したというニュースが話題となったが日本では大した騒ぎではありませでした。
年が明けるとニュースメディアとSNSで話題にはなるものの対岸の火事といった感じで、所詮他人事であると思っていた2月中旬、フィリピンへ渡航した際、空港ではマスクが品切れ状態。帰国する時の空港がガラガラだったことで、ようやく僕も何か大変なことが起きているんだと実感が沸いたのです。
3月に入った頃、イタリアそしてニューヨークでは、新型コロナウイルスの感染者と犠牲者の数が激増し、パニックになっている情報を連日のように目にするようになりました。ネットをひらけば目には見えないウイルスによって僕たち人間が右往左往して騒いでいるのです。
情報戦と僕の本能がせめぎあった3月
僕の、極めて個人的な認識では、新型コロナウイルスは細菌兵器であり、今回の騒動はアメリカと中国の戦争である・・それに日本も巻き込まれるかどうか? さまざまな情報を精査して、僕なりの判断で、今回のゴタゴタが長引くことを確信したのが3月の中旬くらいです。
・武漢のP4研究所からウイルスが意図的に漏らされた可能性
・中国共産党内部の抗争にアメリカも絡んでいる可能性(つまり戦争)
・ワクチンビジネスのための茶番劇である可能性(戦争ビジネスと同じ構図)
・社会が揺らぎ、生活環境が大きく変わる可能性
・自分自身が変化をする絶好のタイミングの到来
3月の時点で、僕的にウイルスの存在がまだまだ現実ではなく他人ごとレベルでしたが、上記のような考えのもとで選択、行動をしていました。実際の生活はほぼ変わらずですが、日に日にシャッターがしまったお店が増えていったのです・・

家にいる時間と共に自炊が増えた
刻々と自粛ムードが高まるなか、僕の暮らしといえば・・10時に起きてかるく瞑想をしてから家事をやり、午後からフラフラと外に出かけていき、カフェやお客様のオフィスで仕事をします。夜8〜9時に自宅に帰って、少し仕事をしたあと、Amazonプライムビデオを観賞。
眠くなりかけたらお風呂に入って、瞑想にふけったあと深夜3〜4時くらいに消灯。
我ながら、完全夜型で不健康な日々でした。
この頃ハマって観ていた映画とドラマが・・
・THE PASIFIC(アメリカの戦争ドラマで最高にリアルで面白い)
・深夜食堂 中国版(日本版を中国テイストでリメイク)
どちらもかなりオススメです!

遠藤さんが借りてくれた巾着田の畑
SNS上では、感情的でヒステリックな人々が登場して、ウイルスの恐怖をあおったり、非科学的な情報をばらまかれるようになりました。現実を見ることなく、確認することもせずに、情報と状況だけで恐怖に支配された人々によって集団ヒステリーな土壌が固まっていったのです。
イタリアの死者が1日700人を超えた頃・・
不確かな情報によって不安と恐怖が世界を包み込んだ。
新型コロナがウイルス兵器であった場合、もしそれが日本に持ち込まれた時、イタリア並の事態が東京で起こることも、可能性のひとつとして想定しました。 志村けんさんが新型コロナウイルスによって他界されたことで、僕自身もかなりの衝撃を受けました。しかし、一方で非科学的な情報(特に患者数とPCR検査の結果)と、そして不安と感情によって、右往左往しているメディアやSNSと、一定の距離を置くことにしたのもこの頃です。
一定の距離とは・・事実を見極めるための情報だけを抽出することです。
そして・・!
僕のスタンスは情報よりも本能にしたがい、もともと苦手なマスクはせずに(売ってないからしょうがない)毎日のようにフラフラと外出しては、カフェで仕事をしたりレストランで平常通りに食事を楽しんでいました。ちなみに、この本能というのは・・他人からの情報をまったく無視した、僕の心の奥にある声のことを指します。

食料自給のために地域の仲間たちと畑を耕した
福島第一原発の爆発の時も、この本能がとても役にたちまして、右往左往せずに済んだのでした。3月末の状況でいえば、ウイルス兵器である可能性を考慮しても、埼玉の田舎であれば、まだふつうに暮らしていても大丈夫である、という判断です。
テレビもSNSも、そして政府やWHOから出される情報すべてが、想定や推測、そして人の主観と組織の都合が入り混じった、不確かで事実を伝えてはいませんでした。人々は、目には見えないウイルスと、溢れるどうでもいいような情報によって、心のなかで勝手に恐怖を作り出し、不安につつまれ、やがて社会全体が冷静さを失っていくのでした。
個人的には、メディテーション(瞑想)と信頼できる情報によって、うろたえることはなく、日々冷静に過ごせていただわけですが・・感染を防ぐにはなるべく家にいた方がいい、という風潮を楽しむようになってしまい、上記のように(お菓子を食べながらの)Amazonプライムにどっぷりハマってしまい、3月の時点でコロナ太りとなってしまったわけです。
そんなわけで、不安と恐怖とエゴによってスーパーで買い占めが行われ始めた3月も終わりの頃・・
「日本も諸外国のような外出禁止になるようだ!」
そんな情報がニュースではなく人伝いで入ってきました。
いよいよ未体験ゾーンに突入する・・そんな半分ウキウキで不純な心をおさえつつ、世の中の動きを静観しながら4月を迎えるのでした。
4月・緊急事態宣言の発表と変わる暮らし。

消費を減らし生産を楽しむライフスタイルへの移行
4月1日に近所のスーパーマーケットに行くと、うどんとパスタが売り切れていました。
これこそ小麦大好きな埼玉県民の県民性なのでしょうか?うどん県香川に次ぐうどんの生産量と消費量ゆえの消費動向に苦笑いしつつ、仕方なく蕎麦を買い込んだのでした。パスタが品薄状態になっているの全国的な傾向で、日本人にとってイタリアの麺料理がもはや国民食である、ということかもしれません。
4月1〜2日、さまざまなところから緊急事態宣言を発令する・・という噂がささやかれ、諸外国の動きを伝える情報が活発に交換されているツイッターでは、すでに東京は手遅れだろう、という批判的な意見もとびかっていました。
日頃の欲求不満とストレスの吐口として、政府が槍玉にあがっています。
しかし、日本の緊急事態宣言の日程は、政府や閣議によって決められたのではなく、駐留しているアメリカ軍によって決められている、それが事実である、という情報を僕は信じています。なので、政府独自の判断ができない。当然ながら、横浜港に駐留していたダイヤモンドプリンセス号の措置も米軍の指示に政府がしたがっていたのだと思います。
欧州では、イタリア、フランス、スペイン。アメリカは主要都市で新型コロナによる犠牲者が激増しているというニュース。それと、ともにワクチンの開発が進み、さらには既存の薬品が効果がある、ない、という情報も飛び交うようになります。
「ワクチンビジネスは、ウイルスの蔓延とセットである。」というのが僕の見方で、そのためには大騒ぎをする必要があり、ワクチンを利用して何かを企んでいる人たちは、メディアをフル活用します。
そんなメディア(テレビと雑誌)でしか情報を仕入れらない人たちは洗脳され、恐怖と不安がつのり、ワクチンの登場を心待ちにしてしまう・・今回もその可能性が大いにあると考えています。 そんな動きを尻目に、僕の生活はあいもかわらず仕事の日々がつづきます。
いよいよ埼玉にも緊急事態宣言がだされた!

近所の薪窯焼きパン屋もひとりずつ入るようになった
4月7日、いよいよ政府から緊急事態宣言が発表されました。
・不要不急な外出はしない
・人が集まるお店やイベントは自粛する
大雑把ですが、こんな内容によってパンデミックを防ごう、というお願いが下ったのです。
愛用していたスターバックスは店を閉じ、お気に入りのオーガニックカフェも店を閉じ・・開いているのはマクドナルドやファミレスなどのチェーン店のみ。この時点で、政府による生活および仕事の保証はありません。
過去・・福島原発がメルトダウンした時に、当時の官房長官(枝野さん)がしきりに「ただちに影響はありません」というフレーズを発しました。これは”放射能の影響は、すぐに健康を害せいません。しかし、後々のことは知りません”という意味です。緊急事態宣言はそれと同じで、最終責任を国民ひとり一人、つまり個人に委ねられたのです。
政府を批判する暇があったらジョギングをしよう。

マハラニ社代表のジョギングスタイル
外出自粛、営業自粛も放射能と同じようにただちに影響はありません。しかし、後々の影響は計り知れないものがあります。日本の緊急事態宣言は、諸外国のロックダウンのように法的な強制力はありません。家から外出しても逮捕されることなければ射殺されることもありません。
それはそれで有難い環境ですが、その代わりに生活がどうなっても国は面倒見ませんよ、ということに僕たちは否応なく気づかされました。つまり、外出自粛や営業自粛によって「家賃が払えなくならないように、お店の運転資金がショートしないように、不要不急じゃないカタチでしっかり働いてお金を稼いでください」というのが政府の要望です。
僕たちはすべて自分の判断と行動によって、パンデミックを乗り切る必要があるのです。
政府をいっさい頼らないという覚悟をもつこと。
ですので、これからの僕たちが突入する領域では・・
・政府をいっさい頼らないで生きると覚悟を決める
・どんな環境でもクリエイティブに前向きに生きる
この2つのことを強くコミットする必要があります。
僕たちは、消費税(10%)などを納めてはいますが、いざという時に政府が助けてくれるか?その答えは日本の歴史が教えてくれています。そして、もうこの時点で後手後手の政策と日本式という古いシステムは、パンデミックに対応できず、国民ひとり一人の自己責任に委ねられたのでした。
日本式システムとは?
・責任の所在を有耶無耶にする
・上司の上司のそのまた上司のそのまた上司にお伺いを立てる
・大手メディアはスポンサーと政府御用達の情報しか流さない
・民衆は空気を読んでその空気に従う
・大事件が起きても無かったことにしてしまう
こんな感じです。
僕の暮らしは今までと変わらず街をフラフラするのでした。

畑で採れたのらぼう菜とコーンの豆乳パスタを自炊
4月中旬・・僕が注目していた動きは、致死率がとても高いイタリアやN.Yで蔓延していた、新型コロナウイルスのタイプCが日本人が日本のどこかで発症したかどうか?その一点でした。
世間ではPCR検査での陽性と判定された感染者の数に対して騒いでいますが、個人的にはそこに何の意味も見出せません。しかし、タイプCによる激ヤバな症状については、僕が信頼している複数の情報源によって認識していました。ですので、タイプCこそがウイルス兵器である可能性・・が僕の前提です。
しかし、日本の動きといえば、クラスターが発生しても消毒と閉鎖くらいで済んでいました。仮にタイプCが発生した場合、政府が情報統制をしたとしてもSNSによって情報が拡散されるでしょう。ですのでイタリアやN.Yのような修羅場に至った情報の有無を確認することで、タイプCが発生したかどうか?を個人的に判断していました。
僕の本能が危険信号を発していないこともあり、緊急事態宣言下であっても仕事や食糧調達のために、フラフラと毎日のように街に繰り出してました。メディアでも毎日のように都心の満員電車で出社するビジネスマンたち様子が流されており、それに対して、一部のヒステリックな人たちと海外メディアは東京もN.Yのような地獄絵図にことになる・・と報道しているのでした。
日本人は、空気を読んで行動するという大衆心理の傾向があるので、自粛命令ではなく、自粛の要請(お願い)であっても、それに従って自宅に篭る人たちが圧倒的に増えたのも事実です。けれども、それでは食っていけない人たちも圧倒的多数いたのも事実です。
恐怖と不安に取り憑かれた人はウイルスより恐ろしい。

畑作業の合間に作って食べたベジビリヤニ。
この頃、よく聞かれた単語が「医療崩壊」でした。
コロナ陽性患者数に対して、隔離された病床が足りなくなり、それによって医療現場が崩壊する・・そんな状態です。実際に、僕が住んでいる埼玉では、いちばん重症な患者を受け入れられる病床が4つとか6つしかない状態です。なので、軽傷な陽性患者が100人以上自宅で療養しているというニュースが話題になりました。
こんな状況をテレビやSNSが流すわけですから、人々の不安や恐怖はさらにヒートアップします。そして、その負のエネルギーは、政府や医療現場、はたまたスーパーマーケットやコンビニなどで撒き散らされることになります。
新型コロナウイルスよりも、不安と恐怖にのみこまれた人のほうが恐ろしい・・それが現実です。ネガティブな感情の吐き出しによって、世界中で家庭が崩壊したり、言葉による暴力、実際の暴力によって人々は傷ついています。
さてさて・・ 僕自身の生活はどうなったかというと、 4月中旬に行く予定だった阪神甲子園球場でのプロ野球の試合と、京都にOPENしたビーガンラーメン店への取材は、購入していた飛行機が飛ばなくなってしまったこと、プロ野球の開幕が延期になったことで、止むを得ず延期になりました。
大好きだった温泉とカフェが休業状態ということもあり、極度の虫嫌いで避けていた畑で農作業を仲間たちスタートさせました。勉強しているパーマカルチャーの実践にもなるし、コロナ太りの解消にもなるし、食糧自給率もあげられるので一石三鳥です。

土と石で作ったストーブ(かまど)でカレーやスープを調理
緊急事態宣言下でも、食糧の流通は止まらないため、スーパーやコンビニは営業しています。それでも、生きていくのに必須な食べ物を他者に依存していることは変わりません。(考えてみれば、ふつうに食べ物が買えるし、電気も水もあってふつうに生活できているのですから先の震災に比べればパンデミックはまだ平和です)
これから先、そう遠くはない未来・・
大地震によって輸送が止まったら? 東日本大震災の時のように、スーパーの棚という棚から食糧が消えてしまうことが想定されます。ここで気づいたのですが、今回はスーパーからパスタやうどんが無くなりましたが、カップ麺や即席麺は在庫がたっぷりありました。
これだけを見ても、パニックによる買い占めは一部分であったことがわかります。
話は戻って、食料自給率をあげる具体的な方法とは?
・自分で畑をやって作物を育てる
・農家さんと仲良くなる
・乾物などの保存食を自作しておく
僕的には、ベジタリアンでもあるので、水・米・醤油・味噌・塩・砂糖・野菜があれば、わりとリッチに生きてくことが可能です。欲を言えば小麦・海苔、豆乳があればさらに豊かな食生活が送れます。
そんなわけで、畑をはじめたわけですが、実際にやってみると農家さんの偉大さをしみじみと感じてしまいました。土をほって芋虫やミミズが出現しようなものなら「ギョエ〜!」と大声を出して何度飛び上がったことか。 そして、もしパンデミックという状況がなければ、きっと畑に挑戦しなかったでしょう。
変化していくことが唯一人生を楽しく生きる道。

畑のかまどで作ったカレーと採れたて野菜
今まで、やろうやろうと思いながらチャレンジできていなかったことが、パンデミックによって重い腰があがってスタートできたわけです。今回の騒動でよく言われていることが、パンデミックによって生活そして生き方そのものが大きく変わっていくだろう・・ということです。
そんなに変わらないんじゃないの? と言う人もいますが、僕は変わるだろう派です。 正確に表現すれば、僕はどんどん変化していくです。
「今回のパンデミックは、世界が混乱する始まりにすぎない」
という、ハイパーメディアクリエイター高城 剛氏の未来研究所「Future Report」によると、ウイルス騒動が収束しても、経済の大混乱、大災害などが怒涛のように押し寄せてくると予想されています。その意味で、僕たちは時代の荒波を乗り越えていく必要があり、そのためには変化を恐れず、ひたすら行動をしてくことが大切になります。
かといって、ムリに自分の思惑で変化する必要はなく、いま目の前にあることに集中して動いていれば、自然に導かれていく感じです。僕が畑をスタートしたのも、身近にいる友人によって、なかば強制的に参加せざるを得ない状況に追い込まれたかられ、自分から率先して参加したわけではありません。
4月に植えた種と苗は、夏、そして秋に収穫されます。
その頃、日本と世界は果たしてどうなっているでしょうか?
コロナ太りになった僕に訪れた変化とは?

畑で採れた野菜たち
気がつくと・・体重が増えていました。
というか、増えていることは薄々わかっていたのですが、現実を見るのが怖くて体重計に乗らずにいたのです。時に人は、現実と向き合うことがいちばん怖いことがあるんです。しかし、モノゴトが変化する始まりは、現実を認識すること・・
そうなんです、認識こそが変化の始まりです。僕の先生が、日頃よく言われることが「気づきに何の意味もない」ということ。その気づきに、行動へ向けての意識がのってない限り、何に気づこうが何の効果もありません。
5月・朝型生活の復活と自粛暮らしで自宅の楽しさ再発見。

採れたて野菜で作ったパスタ
そんなわけで、5月も始まった夜、お風呂あがりに体重計にのってみたのです。
・・・・・・!
案の定、増えていました。
認識が行動へ変わるのにじゅうぶんな数字(インパクト)でした・・!
その日の夜は1時過ぎには布団に入り、翌朝5時に起床。
そして、眠い目とダルい身体をひきずって外に出ると、NIKEのジョギングアプリを起動させスタートボタンを押し、ゆっくりと走り出したのです。ジョギングをするのは2年ぶりでしょうか。 重い、身体が重い、足取りも重く、息切れもきつい・・

新緑が眩しい巾着田の遊歩道がジョギングコース
そんな苦しいスタートでしたが、5月の早朝はとても気持ちがいい!
鳥たちの鳴き声を聴きながら、久しぶりに味わう早朝の爽快感。初日ということでムリはしないで5kmランの3kmウォーキングをしてからの朝風呂。しあわせってこれだよなあ〜!って思いました。
次の日も、その次の日も朝4〜5時に起床してジョグる日々・・
僕のコースは、間に神社が3つあり、それぞれの神様にご挨拶をします。 途中で瞑想したり、畑によって野菜の育ち具合を見たり・・ただ走るだけだと飽きてしまうので、登山をしたりします。田舎ならではのノイズレスな道を、黙々と走ること自体が瞑想的で、マインドを整えるにも最適なコースを開拓しました。

ジョギングコースにある高麗川にかかるあいあい橋。
そんな5月のスタートですが、世の中はというと・・・
すっかり、情報を見なくなってしまったために、どんな状況なのかは正確にわかりませんが、日本においてはウイルスの感染がおさまってきている様子をたまに見るtwitterで確認していました。数字に関していえば、感染者数も死亡者数もあてにならない・・
アメリカで爆発的に被害者が増えましたが、本当に新型コロナウイルスで亡くなったのか?は知る由もありません。この数字を鵜呑みにしている人がいたらかなりお気楽な人です。もしかしたら、他の病気が元で死んでいるのに、陽性反応が出たというだけで、数字にカウントしているかもしません。
もしかしたら、大統領選挙を睨んだ策略でトランプ大統領の再当選を阻止するために、数字をでっち上げているかもしれません。アメリカでもメディアによる恐怖をあおりすぎている現象が批判の対象になっているようですし、真実が大手メディアのニュースないことは、日本もアメリカも同じです。
リモート瞑想講座で見えたオンラインの可能性。

マハラニオーガニック社から支給された手作りマスク
5月の第1土日、第2土日の4日間。
朝の9時30分〜17時まで、株式会社suwaruが主催するオンライン瞑想講座に参加しました。ネパール人瞑想マスターのニーマル先生と、アーユルヴェーダのかおり先生による瞑想講座です。(瞑想界をリードするニーマル先生は過去世の約束を果たすために日本にきた。)
瞑想のイロハから思想、そして深いレベルでのトレーニング。そして、瞑想にとっていちばん大切な毎日練習を継続するためのシステム・・など、おそらく日本でいちばん仕組み化している瞑想専門の会社ではないでしょうか。
緊急事態宣言による外出自粛の最大の副産物が、オンラインでわりと何でも出来てしまうことを、世界中の人々が気づいたことではないでしょうか。 本来であればこの瞑想講座もスタジオに集まってリアルで開催されます。
当然ながら、リアルに勝るものはありません。しかし、遠方に住んでいたり事情があって外出できない人でも、リモートレッスンによって学び、実践できてしまうのですから、外出自粛が解除されたあとでも、こんな便利なものを利用しない手はありません。
ただし、先にも書いたようにリアルな体験こそが個人的には最強だと思っているので、オンラインとオフラインをどう融合させるか?この発想によって、僕自身の仕事(潜在意識と宇宙の法則を活用したエネルギーが循環するホームページ作成と運用サポート)も発展させていきたいと思っています。
自宅と近所で心地よく1日を暮らせるかどうかという挑戦。

瞑想のために友人ともちゃんが貸してくれた森の家。
5月に入ってからというもの、僕が通っていたお店たちは営業停止になりました。
埼玉でも休業補償的な助成金が給付されるようで、一時しのぎではあるものの、わりと県内外から遊びにくる人が多い地域なので、感染拡大を防ぐ意味でも賢明な選択でしょう。 そんな状況なので、僕の暮らしも激変しました。
自宅の部屋にこもって仕事をするわけですが、今までは自宅はくつろぐ場所と決めていた僕なので、最初は我が家ながら落ち着かない・・という日がつづきました。一箇所に留まっていられない性格なので、すぐに外の空気を吸いたくなってしまうのです。朝ジョギングが90分、コンビニまで買い物ついでの散歩が40〜50分・・ たまに友人の子供とキャッチボール、週末の畑作業で3〜4時間。
それ以外は家で仕事、そしてリラックスをします。 僕の1日の流れはこんな感じです。
4:30 起床して瞑想
5:15 ジョギングからのシャワー
7:00 朝食の準備
8:30 仕事スタート
12:00 昼食の準備
13:30 仕事スタート
17:00 夕食の準備
18:00 お風呂
19:00 リラックス時々仕事や読書
20:30 消灯して瞑想
21:00 寝る
見ての通り、我ながらだいぶ健康的じゃないですか。

朝の太陽を浴びながら走る
この暮らしが可能になった要因を分析すると・・
・都内やカフェまでの移動時間がなくなった
・不必要な人付き合いや集まりがなくなった
従来の生活との大きな違いがこの2点です。
特に、今回の外出自粛による僕のなかでいちばん大きな気づきが、不必要な人付き合いがなくなったことによるメリットです。当然、不必要なイベントの参加もこれに含まれます。
不必要なことを断捨離することでもっと快適に暮らせる。

畑で摘みたてミントとカモミールで茶を沸かす
そこで、考えたことがありまして・・
リアルな不必要をなくしただけで、これだけ快適な暮らしができるのであれば、次のステップとして、オンライン上(メールやSNS)を見直して、不必要な付き合いや情報を削減することで、さらに快適な気分で生きることができるのではないかと。
特にSNSについては、少し時間があると、ついついアプリをひらいて見てしまう癖がありまして、それはそれで良い暇つぶしにはなるのですが・・実際のところ”必要かどうか?”と真剣に考えた時に、必要ではないことがわかります。
必要と不必要を分類しますと・・
・行くためのお店の情報を調べる(必要)
・投資している暗号通貨の情報をみる(まあ必要)
・気分転換のために(という意図で)流し読みをする(必要)
・ちゃんとした付き合いがある仲間とコメントのやりとりをする(必要)
・外側が気になる意識でスマホをいじる(まったく不必要)
・どうでもいい広告を見てしまう(まったく不必要)
・本当に観たいと映画をAmazonプライムで観る(必要)
・Youtubeでついついどうでもいい動画を観てしまう(不必要)
こんな感じで、必要と不必要に対してしっかり意識をすることがまず大事でして、不必要なことは「やめる、やらない!」と強く自分にコミットすること。以前(15年くらい前)、ジェームズスキナー氏の9ステップ!という宿泊型セミナーに参加した時に・・ 優先事項ではなく、やめるべき後先事項を決めるほうが大切である的な教えがありました。

早朝、畑作業のあとの朝ごはん
僕たちは、外出自粛によって強制的にオフラインでの不必要を自覚することができました。しかし、その一方で”オンライン上の不必要”が逆に増えてしまった人も多いのではないでしょうか。
暮らしとマインドの快適さを追求しているのが冒険家でプロデューサーの四角大輔氏。彼が主宰し、友人の笹川拓真氏がディレクションをしている「Life Style Design Camp」は、生活のノイズを減らし、自分らしく人生を楽しむためのオンライン講座&コミュニティです。
僕もスタート当初、1年ほど参加させていただきました。段階的に不必要なものを捨てて、本当に必要なものを選択していくためのメソッドを学ぶことができます。
そんなこんなで、僕の5月は自宅にこもりつつも、今までになかった楽しさ、快適さを体感することができつつ、課題も見えてきたのでした。僕たちが本当に試されるのは、緊急事態宣言が解除された後の生き方であることは間違いなく、より充実した人生を送るために、必要と不必要の見極めと行動をしていこう!と心に誓ったのでした。
パンデミックの世界を楽しく豊かに生きるために。

畑仲間のさぶちゃん
5月に入った時点で、僕のなかでは世の中に流れる新型コロナに関するニュースと情報は”不必要”に分類され、耳にも目にも入ってくることが少なくなりました。 ただし、真実はなにか?という好奇心は大事にしています。
幸いにも、日本は諸外国のような惨事にはいたらなかったわけですが・・
①今回のウイルス騒動が何者によって仕組まれて、何を目的にしているのか?
②僕たち人間界にこの宇宙は、今回の騒ぎを通して何を伝えようとしたのか?
この二つについては真剣に考える必要があると思っています。
アンテナを貼っておりますと、それなりの気づきがありまして簡単に言えば、僕たちは権力者や資本家たちの争い巻き込まれていること。そして、(高い視点から見た時)僕たちは自然界から大きな警告を受けていること。
このことを前提にしたこれからの生き方、そして自分の在り方を真剣に考えて行動していくことこそ、今回の出来事が僕に教えてくれた大事なことなのです。5月25日の夜、政府から全国的な緊急事態の解除が宣言されました。
6月19日まで、埼玉から外にでることは自粛、海外への渡航もしばらく様子見になるでしょう。
今後の僕の動きを宣言しますと・・
・仕事(潜在意識と宇宙の法則を活用したホームページ作成とWeb集客サポート)を法人化する
・完全オフラインでも収益があがるビジネスモデルを作る
・プラントベース生活+パーマカルチャー+テクノロジーを融合させたコンテンツを作る
・海外展開を視野に入れたスキルアップをする(英語の上達と事業の具体化)
・食料自給率を高め、ライフラインのバックアップを整える。
理想的な目標となっていますが、成せばなる、成さねばならぬ、なにごともの精神で動いて参ります。
緊急事態宣言の解除は、長い長い、楽しかった夏休みが終わってしまう・・正直、そんな気持ちで少し寂しさもあります。ノイズが少ない静かな世界にさよならです。そんな感傷にひたりつつも、僕たちは立ち止まっている暇はありません。
第二波、そして大地震がくる可能性も考えて、人生を日々楽しんで生きましょう!
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