
僕にとってインドを旅することは、自分の内側へ向かうこと。
今回の西インドの聖地を巡る旅・・聖山ギルナール登山からのダッタトレーヤ寺院の参拝、サルナート寺院での特別礼拝など、想像をはるかに超えた素晴らしい体験を通して、日常では到達できない自分と出会うことができました。
そんな旅を3回に分けてレポートしていくわけですが、主目的である聖地巡礼は、すべて写真撮影厳禁だったため、その前後の移動や食事をメインに書いていくことにします。
「西インド聖地巡りの旅」国内脱出編。
旅の始まりは担々麺から。西インド8泊9日の旅、僕の場合、これくらいなら機内持ち込みサイズのトランクケースと中くらいのリュックでパッキングできる。
荷物の内訳は、Tシャツ4枚、インドの正装パジャマ・クルタ、ふんどし1着、ビーチサンダル、登山用スニーカー、オーガニックのお菓子、インドガイドブック、頂き物の本、MacBookAir11とポケットWiFi、ヨガブロック、パーカー・・など。
地元群馬県から埼玉県のJR熊谷駅まで車で送ってもらい、熊谷から東京・上野ラインで東京駅に到着したのが17時40分。八重洲口から出発する高速バスに乗る前の重要なイベント。それがT’sたんたんで国外脱出前の担々麺。
ベジタリアン御用達の植物性100%のラーメン店で夕食です。
10分ほど行列に並んでカウンター席に通される。
この時点で17時55分、成田へ向かうバスの出発は18時40分。できれば18時25分には乗り場へ行きたいところ。かなりギリギリの時間だったので食べようか一瞬迷ったのだけど、カレー三昧のインドなのでどうしても最後に味噌味を身体が求めていたため、強行で注文。
注文したのがこれ
・白味噌たんたん麺 850円
・大豆ミートのミニ唐揚げ丼 350円
合計1200円(税込)の夕食、これが僕の定番なのです。ここでちょっとしたハプニングが発生。
3つほど唐揚げを食べたところでご飯が入っていないことに気づき、女性スタッフさんに交換をしてもらい5分のロス。出発前、最後の晩餐なのでゆっくりと味わいながら食べたいところを、いつものようにガツガツと流し込むように食べて、急いで八重洲南口に向かいました。
いざ成田へ高速バスで移動。
速攻で担々麺を食べた成果もあり、予定通り17時25分に八重洲南口にある、バス乗り場に到着。
土曜日の夜ということもあり大混雑を予想していたものの、満席になるような雰囲気ではなく、バスの中でひと息つくための珈琲を買い出しをするために、一度バス乗り場から離れることに。八重洲南口バス乗り場の目の前にあるマクドナルドで、
・アイスコーヒーMサイズ 150円
をテイクアウトで購入。これで短いバス旅を楽しむ準備は整いました。
銀座・東京駅から成田空港周辺ホテルへ送ってくれる高速バス。
料金は1000円(税込)
今回は予約をしないで現地乗り。予約の特典としては、確実の乗れること。
そして先に乗車できること。逆に予約なしのメリットは、自由な時間帯に乗車できること。僕だけかもしれないけど、海外旅行の工程で、いちばんウキウキと気持ちが高ぶるのが東京駅から成田に向かう時。
飛行機よりも現地よりも、映画でいうと序章部分になる東京→成田区間が気分的に最高なんですよね。首都高で20分ほど渋滞に巻き込まれたものの、湾岸線に入ってからは順調に浦安、幕張を抜けて、前泊するホテルに向かいました。
天然温泉がある成田ビューホテルに前泊。
前泊、後泊で僕がイチオシの成田空港周辺ホテルが成田ビューホテル。理由は、温泉に入れるからです。源泉掛け流しではありませんが温泉気分にはひたれます。特に南国や東南アジアの場合、お風呂に入る文化がないので、温泉好きな僕としてはこのホテル以外に選択肢はありません。
なぜなら、成田空港周辺ホテルで天然の温泉があるのは成田ビューホテルだけだからです(2016年9月現在)。千葉 温泉 仕事を終わらせて、あわただしく成田に到着した後にひとっ風呂、朝ゆったりと温泉でくつろいでからフライト。なんとも優雅な気分を味わえるホテルなのです。
今回のプランは楽天市場にて、
・ガーデンウイング ツインルーム素泊まり 4900円(ひとり)
・温泉 1000円
フライトの朝、友人はるちゃんからもらった新潟土産の人参+みかんジュースが朝ごはん。午前8時30分、チェックアウト。無料の送迎バスに乗り込み、いざ成田空港へ・・
いよいよフライト!いざ西インドへ。
朝9時過ぎ、出発ロビーのIカウンターで旅の仲間達と合流。
出発ロビー独特のあがる空気感が心地いい。この日、関東地方は台風が接近しているも、フライトへの影響は免れそう。成田空港 9時30分、チェックイン受付スタートの予定がなぜか前倒しとなっており、僕が到着した時にはすでに長蛇の列・・・
行列に並ぶこと実に1時間、ようやく荷物を預けてチェックイン終了。成田空港 いつもなら1時間以上、買い物やカフェする時間をとってあるのですが、チェックイン時間が圧したこともあり、ショップでiPhoneの電池式充電器だけ購入して、そそくさと出国手続きへ。
今回の反省点としては、空港に来る時間を定刻通りにしてしまったこと。空港に滞在している時間が大好きな僕としては大失敗で、チェックインがスムーズだったとしても、次回からは集合2時間前に来ようと心に誓ったわけです。やっぱりチェックインで並ぶ時間てもったいないし、それなら眠くても早起きしてフライトを待ちながらカフェで美味しい珈琲を飲んだほうが有意義ですからね。
これも習慣になっているフライト前のブログ執筆。
今回は、時間がなかったのでチェックインで並んでいる時間にiPhoneで書いたものをMacBookで修正して、搭乗時刻ギリギリでアップ。 リアルタイムでブログを更新する楽しさを再認識しました!10時20分、エアーインディア(ボーイング787)に搭乗。
しばしの間、日本とさよならして非現実というリアルな世界へ・・
エアーインディアで空の旅へ。
最初の目的地である聖地ギルナール山へのルートは、成田から首都ニューデリーのインディラガンディー国際空港へフライトし、国内線に乗り換えて、西インドの地方都市にあるアーメダバード空港へ。
さらにそこから車で5〜6時間ほど走る必要があります。毎度のことながら冷蔵庫の中にいるようなエアコンが効きまくったエアーインディアで機内食。さっそくカレーが出ました。当たり前ですよね、インドの飛行機なので。
そして毎回、僕たちに不評なのがパン。残念なことに食べる人がほとんどいないのです。不味くはないのですがカレーと一緒にパンという組み合わせがいけないのでしょうか。僕は腹ペコだったので食べました。
成田からインディラガンディー国際空港までおよそ9時間のフライト。アーユルヴェーダの先生からいただいた本「失うことは恐くない アーユルヴェーダで不安と悲しみを手放す」を読んだり、旅の仲間とおしゃべりをして過ごしました。行きの飛行機はテンションが高いし体力もあるので昼寝はしないのです。
成田を出発してからおよそ7時間後、インド時間で13時半に二回目の機内食。
個人的にインドの野菜系サンドイッチが大好きなのでとても嬉しい食事です。これもみんな食べずに残していましたが(最初の機内食でお腹いっぱいになったみたいです)僕はこれを3人分いただきました、笑。インドのサンドイッチは本当に美味しいのです。
食べ終わって少しすると僕らの飛行機は着陸態勢に移行・・
もう少しで首都ニューデリーに到着です。
国内線に乗り換えて西インドの街アーメダバードへ。
インド時間で16:50
無事に首都ニューデリー「インディラガンディー国際空港」へ着きました。
さあ!ここから国内線に乗り換えて西インドの都市アーメダバードへ移動します。
トランジットでのんびりくつろぐ時間が好きなんです。
インディラガンディー空港の名物、印(手の形)のオブジェを今回は水平ラインから眺めながら、国内線ロビーへ歩いて移動です。このオブジェを見ると、インドへ来たなーって気分になれます。トランジットの時間は1時間50分。
ここまでわりとバタバタ感があったのでこのブレイクタイムは本当に助かりました。
国内線の搭乗手続きとボディチェックを完了させて後、出発ロビーにあるカフェで旅の仲間たちとくつろぎのアイス珈琲ブレイク。アメリカンのアイスでミディアムサイズ 210ルピー。インド国内のスターバックスと同じ相場。日本円に換算しても日本のスタバと同じくらいの価格になります。
今回も素晴らしい旅の仲間に恵まれました。
国内線でいざ西インドの都市アーメダバードへ。
19時半過ぎ、エアーインディアの国内線に搭乗。
上の写真をよーく見てほしいのですが、エアコンの吹き出し口から煙が出ています。これ、よくテレビの音楽番組の演出であるような冷気の煙で、肉眼で見ると写真よりもずっとすごくてまるで冷凍庫の中にいるような雰囲気でした。
もちろん寒さ対策はバッチリで、出発前日に地元のGAPでパーカーを購入してもってきました。
この日、三回目の機内食。
当然ながらインド国内なのでカレーです。国際線でも同じですが、インドの航空会社は基本がベジ or ノンベジの2種類を用意してあり、ベジは一部乳製品を使っていて、お肉はチキンです。ぶた、うしはヒンドゥー教、イスラム教が多い国なので機内はもちろんインド国内のホテルやレストランでもめったに目にしません。
デリーからおよそ2時間のフライト・・
アーメダバード空港に到着したのは現地時間で22時過ぎ。小さいながらもとても近代的で綺麗な空港です。空港からバスで40分。アーメダバード市内の川沿いにあるホテル「lemon tree」に到着。成田のホテルを出発してからおよそ17時間の大移動が終わりました。
この日宿泊した Lemon Tree Hotel インドのホテルはビジネスクラスでも高級感があります。チェックインする時、ホテルのスタッフさんから歓迎でもらった花の首飾りが旅の疲れを癒してくれました。ふかふかなベッドでたっぷり寝て翌日の移動に備えるとしましょう。
午前1時30分、消灯
おやすみなさい・・
まだまだ旅はつづきます。
それでは皆さん、よい旅を!
Have a good trip!
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