外出自粛によって、何か生産的なことをやろうと思い、畑で野菜と穀物を作り始めたのですが、草刈りをしている時に、蜂にさされたらしく、二の腕がパンパンに腫れてしまった僕(@ka__zz)です、ごきげんよう。
新型コロナウイルスによって発令された緊急事態宣言ですが、埼玉の田舎では、個人店が休みな以外は平常時とほとんど変わりなく、いつものふつうな生活がつづいています。そんな中、モスバーガーがリリースした植物性100%のグリーンバーガーが盛り上がっています。
バンズもパティもソースもすべて野菜から作られたいるこのバーガー、大手チェーンでは日本初の植物性100%なバーガーです。
そんなわけで、往復2時間かけて食べてきました、グリーンバーガーを。
モスの植物性100%なグリーンバーガーを食べた感想。
緊急事態宣言下の埼玉の田舎は・・
飲食店や駅ナカのお店以外は、時間短縮はあれど平常通りに営業しておりまして、僕の生活は自宅にいる時間が長くなったものの、いつもと代わりない暮らしを送っています。
変わったコトと言えば・・
畑チームに入って週に1〜2回ほどフィールドで作業をしていること。
毎朝、8〜9kmほどゆるめのジョギングをしていることです。
おかげさまで夜の8時半には布団に入り9時には眠りにつく毎日で、健康的といえばそうなんですが、太陽がギンギラギンに射す時間をさけようとすると、必然的に朝方の暮らしになるのでした。
さてさて、
そんな折、噂されていたモスの植物性100%なバーガーがいよいよ全国で発売されいました!(モスが植物性100%なバーガーを全国1200店舗以上で発売開始!)
実際に食べてみた!報告がSNS上で広がるなか、いちばん最寄りのモスまで徒歩と電車で1時間かかる田舎なので、なかなか実食できないでおりました。ところが、入間市に必要な用事ができたおかげで駅近なまるひろデパートにあるモスへ行くことができたのです!
価格は税込591円で全国のモスで買うことができる。
モスは業界に先駆けて、2014年から代替え肉をつかったバーガーを発売しています。
今でこそ、ビヨンドミートやインポッシブルバーガーなどの代替え肉(フェイクミート・擬似ミート)が、世界市場を賑わせていますが、2014年当時は、ビヨンドミートがようやく市場に出るも、一部のベジタリアンにしか需要がなかった時代です。
そんな代替え肉の黎明期に、モスはパイオニア的にソイパティを開発。
リスクの大きい市場に投入、そして開拓をしてきたのでした。
今回のグリーンバーガーはひとつの節目となる100%プラントベースで、モスのビーガンバーガーを待ち望んだ人たちにとっては記念すべき商品となります。
一般的なビーガンカフェやベジタリアン向けのレストランでバーガーを食べようとすると1個1000円はします。その代わりに、手作りで無添加でオーガニックな野菜で作られた上質なバーガーを食べることができます。
このグリーンバーガーのターゲットは、既存のベジタリアンではありません。
健康意識が高い女性やビジネスマン、ときどき動物性を口にするゆるいベジタリアンを主な購買層として想定しています。数字でいえばモスバーガーやモスチーズなど全商品のうち3〜4%程度の売り上げでしょう。
この目標は、スタート時の数字としては割合が高いほうだと思います。
世の中(メディアや店舗)にビーガンやベジタリアンという言葉が流通してきたものの、実際のところ、ふつうの人々が外食に求めているのは健康ではありません。どちらかと言えば、外食することによってストレス解消とか、気分転換を目的とするため、肉や魚をガッツリ食べたい、そんなニーズが圧倒的だと思います。
しかし、コンビニやスーパーマーケットにプラントベースな加工商品がふつうに並んでいる現在、これからの市場はまちがなく肉魚の消費が落ちて、植物性な商品が幅をきかせていくでしょう。
グリーンバーガーの完成度は高いがその先を見据えた商品開発を望む。
実際のグリーンバーガーを初めてこの目で見た時・・
いい意味でふつうにモス!
でした。たっぷりのソースとたっぷりのレタス、厚切りのトマト。このビジュアルはとても大事でして、僕たちは口で味わう前に、目で味わいます。グリーンバーガーにつていは、モスらしくトッピングによって縦に大きく厚みがあり、食欲をかき立てる要素がしっかりありました。
一見しただけでは、これが植物性であることを区別することはできません。緑色のバンズによって、他のバーガーとの違いを主張しており、味もファストフードであることを考慮すればまずまずです。
パティについては、個人的に美味しく食べることができまして、ミートソース的な(大豆ミート使用)ソースとの相性も素晴らしく、さすがモスであると感じます。五葷抜き(玉ねぎやにんにくなどの匂いがきついもの)ということで、食後のお腹(消化時のもたれとか)がとても軽く、エネルギーを奪われる感覚はほぼありません。
591円とう価格の価値はじゅうぶんにありまして、単価が高い買い物をしている僕たちのようなベジタリアンからすれば「安い」という印象が、満足感とともに残ります。
欲を言えば、20代中盤〜後半までモスが主食だった僕的に・・・
グリーンバーガーだけではなく、テリヤキバーガー、モスチーズ、ライスバーガーなどをプラントベースで開発して欲しいと願います。それからポテトについても、プラントベース専用のフライヤーで揚げてくれたら最高ですね。
新型コロナ後の外食は元気になれるお店を選択する。
この記事を書いているのは2020年5月25日・・
この日、政府から緊急事態宣言が終わりになる発表があるようです。
おそらく、ほとんどの日本人が自宅にいる時間が増えたことで、何かしらの生活や考え方の変化を体験していることでしょう。僕(@ka__zz)個人で言えば、毎日自炊をしたことで、外で食べることの意味が、今まで以上に明確になりました。
コロナ以前は、仕事などで外出した時に、やっつけで食事をすることも多々ありました。それは、”忙しい”という状況によって時間を優先するあまり、身体が望んでいないモノを食べたり、どうでもいいお店で食べたりすることがあったのです。
大多数の人にとって、外食は生活におけるバラエティであり、楽しさや豊かさを体験する機会です。ひとコトで言えば・・元氣になるために外食をする人がほとんどでしょう。
美味しいお店は数あれど、元氣になれるお店はそう多くありません。
仕事柄、たくさんのお店を食べ歩いたりしていますが、結局のところ自分が満たされるために通っているお店って両手の指で数えられるしかありません。僕にとって、行くのが楽しみなお店に共通していることは、美味しさ以上に”人”であったりします。
人と場が作り出すエネルギーによって僕たちは元氣を補給しているのです。
緊急事態宣言によって、多くの飲食店がダメージを受けました。
幸いながら、僕が愛用させていただいているお店はどこも無事にすんでいます。
僕たち消費する側には、たくさんの選択肢があります。しかし、本当に価値あるものにお金を使っているかどうか? そこを真剣に考えた時、僕の場合、通いたい店舗は、北は北海道から南は沖縄まで広範囲になるものの、やはり10〜15店舗くらいに絞られるでしょう。
モスのグリーンバーガーは、ファストフードという制約が多い世界で、作り手のこだわりと頑張りを実感できる商品でした。大企業であるモスが1200以上の店舗で、プラントベースという選択肢を作ってくれたことは大きな価値があります。ぜひ、この勢いで大好きなてりやきバーガーも植物性で食べられることを期待します。
▼この記事も参考にどうぞ
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それでは皆さん、よい一日を!
Have a good day!
and God bless you!!
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