
Google Photoで調べてみると2015年8月7日、信太郎さんとの野球観戦で宿泊したのが最初だった。
桜木町駅からも近く、繁華街からも離れているので静かな立地、野毛にもハマスタにもほどよく歩ける、そんなHOTEL EDIT YOKOHAMAを気に入った僕たちは、それからおよそ10年何十回もこのホテルに宿泊しては阪神タイガースを応援したり、新年会や忘年会の度に利用させてもらった。
そんなEDITが2025年3月1日のチェックアウト後に閉館することになった。
とても残念である。
本当に気に入っていた。とにかく、居心地がよかった。ホテルにしては小さい。小じんまりとしていてわさわさとしていない、そこがよかった。インテリアのセンスも良かったし、料金もリーズナブルだったし、会員になると12時チャックアウトだからメジャーリーグの試合を朝から部屋で観ることもできた。
なのに、閉館してしまうのだ・・
時代の流れといえばそれまでだが、経営していた会社の事情なんだろう。
2024年12月のことだ。2025年4月に信太郎さんと恒例の阪神対横浜ベイスターズ戦を観るために公式ページを訪れた。そこで閉館するという告知を見たわけだが、本当に驚いた。すぐ信太郎さんに連絡をして事情を話すと、とても残念がっていた。僕と同じ気持ちのようだ。
途方に暮れるしかなかった・・
桜木町、関内周辺位はそれこそホテルはたくさんあるし、10年ほど前は横浜で仕事をしていたので、いろいろなホテルに泊まったことがある。当時はホテル宿泊レポートをブログに書いていたので、それこそ15軒くらいは泊まり歩いた。信太郎さんとも7-8軒は泊まったが、ふたりの共通意見としてEDIT以外に落ち着ける宿はない、ということで一致した。
もちろん、高いお金を出せば見つかるかもしれない。個人的にはEDITの次に落ち着けるのは東急ベイなのだが、金額がだいぶ跳ね上がってしまうので今の収入では身の丈に合わない。

フロントにて信太郎さん
そんなこんなで・・
予定にはなかったが2月27日に最後にEDITの夜を楽しみましょう!
と信太郎さんに相談をすると賛成をしてくれたのでお別れとお世話になった感謝の意味を込めて横浜に何も予定がないのに泊まることにした。その後、横浜でカーリングの日本選手権が開催されることを知り、予定を変えて2月3日から2泊して、これが最後のEDITとなった。

2024年の年末、信太郎さんと毎年恒例の忘年会を横浜でやった時のことだった。 何気ない会話の中で「来年はカーリングを観に行きましょう」と僕が発言をすると、まめな信太郎さんはスマホを取り出すとさっそくリサーチを始めた。なにやら驚いた様子で「横浜でカーリングをやるって書いてある」と言う。 僕...
桜木町駅そばのスーパーサミットで宴の材料を買い込んできて部屋で食べて飲んだ。
カーリングの試合が予想以上に盛り上がったこともありとても楽しい二泊三日の滞在となった。
その後の情報によれば、レンブラントスタイルというビジネスホテルの系列となって運営は継続されるらしいのだが、EDITという名前が気に入っていたし、ホテルっぽくないスタッフさんの服装や、独特のライトな空気感が無くなってしまうと思うと寂しい限りである。
ただ、この場所でホテルが継続になったことに信太郎さんともどもホッとしている。
このご時世ゆえに多少なりとも料金が上がるのはまあ、目を瞑るとしよう。
願わくば、インテリアはそのまま居抜きで使ってほしい。別にEDITに執着するわけではないが、本当に落ち着く雰囲気なのだ。ただ、お客としてリクエストができるとすればベッドをもう少し硬めになると嬉しい。というのも、EDITで唯一、不満だったのがベッドが柔らかくて朝起きると腰が痛くなることだ。
贅沢な望みかもしれないが、どうせ新しい会社が引き継ぐのであれば、快適性と顧客満足度を高める意味でも検討をしてほしいし、レンブラントにリクエストをしようと思う。(すでに引き継ぎの計画が完成していてその余地がないかもしれないが進言だけはしようと思う・・)
4月の野球観戦ではひとまず一度レンブラント桜木町に宿泊はしてみる。
その結果で、今後も利用をするかどうかを信太郎さんの意見もうかがい検討する。
最後に、本当にこのような素晴らしいホテルを作ってくれたEDITの親会社には感謝を致します。
そして10年間、大変ありがとうございました。
コメント