すっかり秋が深まって、近所の山々にちらほら紅葉が見え始めたこの頃、地域の人たちと一緒にやっている畑では里芋とさつまいもが大豊作のため我が家の食卓は毎食芋料理が並んでいる僕(@ka_zz)です、ごきげよう!
さてさて、今日は大豆ミートについて語ってみます。
古今東西、世界中でフェイクミート、または植物性ミートと呼ばれる代替肉の需要が高まっています。特にアメリカ、UE諸国、そして日本においても市場で拡大をつづけておりまして、大手ハンバーガーチェーンのモスやバーガーキング、ロッテリア。
カレーのCoCo壱番屋、LAWSONやファミマでも大豆ミートを使った商品を発売しています。
大豆ミートをつかっている料理は鳥の唐揚げ(もどき)ハンバーガー(もどき)焼肉(もどき)がもっとも多く、その他メンチカツ、ソーセージ、鶏肉のそぼろ(いずれももどき)などが多く、外食だけでなく家庭でも代替肉を利用する人が増えているようです。
お肉の代わりとして代替肉を食べているわけですが、美味しいかどうか?と言われると、それは調理する人の技術にかかってきます。すでに調理済みで焼くだけの商品、揚げるだけの商品もありますが、ほとんどの大豆ミートはカラカラに乾燥してある乾物ですので、水で戻し味付けをして調理をする必要があります。
タレ好きにとって大豆ミートは最強の食材である。
お肉の代わりとして健康にも環境にも優しい大豆ミートの需要が高まっているわけですが、僕的のニーズはまた別のところにあります。それが「タレ食べるための最高の食材」が大豆ミートなんです。そう、タレ好きなんですよ。子供の頃から。焼肉のタレ、うなぎのタレ、焼き鳥のタレ、唐揚げのタレ・・などなどタレに目がないのです。
ところが・・・・・・
焼肉も鰻重も焼き鳥も鳥の唐揚げも子供の頃から嫌いでした。
なので、親がふんぱつして鰻重を買ってくるとうなぎは妹にあげて僕はタレが染み込んだごはんを食べていましたし、営業マン時代は先輩に焼肉屋へ連れていかれると焼肉のタレをごはんにかけて食べていました。
そんなタレをお肉もどきである大豆ミートに染み込ませて、やや多めの油で焼くわけです。大豆ミートは本物のお肉のように脂身はありませんし油分はほぼゼロです。なので、油を多めに調理するとお肉チックにしあがって、タレをさらに美味しく食べることができるのです。
大豆ミートそのものは大豆くさいだけで味はほとんどありませんし油分もない。しかし、水で戻すとスポンジのようにタレを吸い込んでくれる性質なのです。大豆たんぱくの繊維のすみずみまでタレを染み込ませ、お好みの油で焼いたり揚げると「タレ料理」の完成です。
個人的には唐揚げには菜種油、焼き物には米油があいます。
たっぷりとタレが染み込んだタレ料理(大豆ミート)を炊き立てのごはんと一緒に食べるその幸福感は、子供のころに初めて焼肉のタレを舐めた時の感動を思い出します。
大豆ミートはタレをもっとも美味しく食べることができる食材であり、主役はタレであって、大豆ミートは食感を楽しむ脇役でしかありません。世界に目を向けると何百億円も資金を集めて代替肉を開発し、ナノレベルの研究をして本物のお肉に近づけようとしています。
少し前にロサンゼルスでそんな代替肉を使ったバーガーを食べ歩きました。ビヨンドミートとインポッシブルバーガーどちらも食べました。それはそれでバーガー感があって美味しいのですが、やっぱり何かが違うのです。
正直に言えば何百億円で開発したものより、日本の豆腐屋が安く売っている大豆ミートのほうが全然美味しい!という事実(個人談)です。
そんなわけで、大豆ミート好きな人はぜひタレにこだわってみてください。
▼おすすめの大豆ミート
コメント