仕事や執筆で生成AIだけ使っていると確実にバカになると実感した件。

Chat GPTやGemini等の生成AIの精度がだいぶ上がってきて、確実に仕事につかえるツールになってきた今日この頃、毎日暑すぎてアイスを食べすぎている僕(@ka_zz)です、ごきげんよう。

便利なんですよね、生成AIは特に説明文やまとめ文を作るには。

なので、ついつい多様している時期がありました。そんな時に、ウェブサイトのメインのキャッチコピーを考える仕事があったので、これも自分なりに工夫して試行錯誤をしてプロンプトを作り命令を実行したところ、どうもパッとしたコピーが作れません。

心にまったく刺さらないのです。

何度もプロンプトを変えたけれど、どうもキャッチコピーのように短文に多くの要素を凝縮して、なおかつ個性とインパクトを表現するのは、さすがにAIではまだ難しいらしい。

それなら自分の頭で考えるしかない、ということでいざ思考をスタート..ところが、文章制作という思考作業をサボってきたためか、よいフレーズがぜんぜん思い浮かばないのです。感覚的には、思考の量も思考の幅も深さも、生成AIを使う前の1/10くらいに衰えてしまったのです。

思考は使わないと確実に衰える

正直、やばい!と思いました。これも体験としては必要だったのかもしれませんが、思考力が落ちたと実感するのはとてもショックなことで愕然としたのです。何事もやりすぎるとバランスを崩してしまう良い事例となってしまいました。筋肉も脳も使わないと衰えるのは人間としての定めのようです。

今回の件は、どんなに歳をとっても日々「考える」ことは止めてはいけない、という教訓にもなりましたし、どんなに便利であっても頼りすぎると人をダメにする、と身をもって確認できたのは大きいです。

ということで崩したバランスは、取り戻さないといけません。

僕の頭に浮かんだ方法は、やはり日常的にブログを書くことでした。 は最大140文字ですし緊張感がない状態で趣味的につぶやく程度なのど回復トレーニングにはなりません。ひとまず、僕の頭でいちばん有効だなと思えたのがブログ執筆でした。

とりあえずChat GPTはサブツールとしての位置付けでメインは僕の脳、という順番をしっかり守っていく必要もあります。念のために、Chat GPTに下記のように質問しました。

バカにならない生成AIの使い方を考えてみた。

見出しにあるように考えようとしたのですが、仕事の合間でこの記事を執筆しているため、こんな時こそAIの力を借ります。以前はGoogle検索を使っていましたが、Howto系もChat GPTで事足りてしまいますから、以前僕が書いていた記事の価値が大きく失われたことは言うまでもありません。

chat gptがあまりにも便利で素晴らしいので使いすぎて、実際に自分の頭で文章を考えようとした時に、よいフレーズや文章が思い浮かびませんでした。自分の文章力を衰えさせないようにするにはどうすればいいですか?

その回答は以下のとおりです。

日常的なライティング練習

僕のようにブログメディアをもっている人なら、興味のあるトピックについて詳しく書くことで、表現力や文章構成力が向上します。自分の意見や感想をしっかりと伝える練習にもなります。ブログをもっていない方であれば、インスタグラムや文字数に制限がありますが でもいいですし、毎日少しずつでも自分の考えや感じたことを書き留めておく日記を書くことで、日常の出来事を言葉にする練習ができ、文章を構成する力が鍛えられます。

読書の習慣を続ける

小説、エッセイ、ビジネス書など、さまざまなジャンルの本を読むことで、異なる文体や語彙に触れることができます。新しい知識を得ると同時に、書き手の表現方法を学ぶことができます。単に読むだけでなく、特に良いと思ったフレーズや文章に対して、なぜ良いのか考えたり、自分が気に入った文章表現を真似してブログやSNSに書いてみるのも良い練習です。

チャレンジングな課題に取り組む

物語を描くのが好きな人であればエッセイ、リポート、フィクション、ノンフィクションなど、さまざまなスタイルの文章に挑戦してみるのもいいでしょう。異なるスタイルを試すことで、自分の表現の幅が広がります。また、短編小説や詩を書くことで、想像力と表現力を高める。フィクションを書くことで、物語の展開やキャラクターの描写に対する理解が深まります。

フィードバックを受ける

書いた文章を他人に読んでもらい、フィードバックをもらうことで、客観的な視点から改善点が見えてきます。友人や同僚、家族に意見を求めると良いでしょう。これはとても大きなチャレンジで他者評価が苦手な僕のような人なら尚更効果的です。

同じ目標を持つ人たちと意見交換をすることで、モチベーションが上がり、質の高い文章を書く力が養われます。ライティンググループで他の人の文章を読むことも、自分の学びにつながります。

チャットGPTを補助的に使う

アシスタントとして活用することで、アイデア出しや簡単なリサーチに使い、実際の文章は自分で書くことは必須です。これにより、自分の創造力を維持しながら、効率的に情報を集めることができます。また、生成AIをフィードバックツールとして活用することも可能ですので、自分で書いた文章に対して、チャットGPTに改善点や追加アイデアを求める。チャットGPTからのフィードバックを参考に、自分の文章をより良くするためのヒントを得ることができます。

時々過去の文章を見直してみる

自分が書いた過去の文章を読み返し、どこが良かったか、どこを改善できるかを考えてみましょう。時間が経った後に読むと、新たな視点で自分の文章を評価できます。その意味でも自分のブログや日記をつけることは効果的。ブログであれば自ずと他者からの評価されやすいメディアですので、SNSでシャアされる数などの目標を持つことで、ライティングのモチベーションが高まり、成長を実感しやすくなります。

多くのインプットを得る

映画やドキュメンタリーを観ることで、さまざまなストーリーや表現方法に触れることで、インスピレーションを得ることができます。視覚的な刺激は、文章表現においても役立ちます。また、新聞等のニュースメディアで現代の出来事についての知識を得ることで、文章に具体性とリアリティを持たせることができます。さまざまな視点からニュースを読むことで、バランスの取れた文章を書くことができます。おすすめは国内の情報よりも海外のものを積極的に読んでみることをおすすめします。

これらの方法を継続的に実践することで、自分の文章力を維持し、さらには向上させることができるでしょう。自分のライティングスキルを磨くためには、日常的に書くこと、読むこと、フィードバックを受けることが大切です。

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というように、Chat GPTも、ライティングスキルを磨くには、日常的に文章を書く、読むことが大切であると説いています。個人的にはこの宇宙BLOGをしっかり活用して日々、ブログを更新していくこと。そして、夏目漱石や芥川龍之介、サリンジャーやドストエフスキーなど文豪たちの歴史的な名著を読むことを日々、やっていきたいと思っています。

▼ニューヨークタイムズが選ぶ21世紀の名著100選

便利な道具を使って生産性を高めた分、アナログで人間色の強いものをインプット+アプトプットすることで、これからも進歩をつづけていきたいですね。

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