先日、雪が降るかもしれないという予報も出ていた寒い日に先輩とドライブがてら源泉掛け流し温泉に意気揚々とでかけましたが勘違いで掛け流しじゃなかった僕(@ka_zz)です、ごきげんよう。
完全に源泉掛け流し温泉だと思い込んでいたので入った瞬間は、ヌルッと肌にまとわりつく感じと塩素臭がなかったのでしばらくは満足感と共に湯につかっていました。忙しさにかまけておよそ1年ぶりの源泉掛け流しだったのでしみじみと温泉を味わっていたのです。ところが、露天風呂に出てみると底からジェットで湯が噴き出していたので嫌な予感がしました。
わりと鼻が効く方なので匂いを嗅いでみると若干の違和感がしました。しかし、明確に塩素臭はしないので疑惑がアタマに張り付いたまま露天風呂でゆったりと瞑想していると・・源泉掛け流し温泉に入ると感じるエネルギーのチャージ感が無いことに気づき、これはもう仕方ない、諦めようという気持ちになったのです。山のなかにあって雰囲気もいいし平日でほぼ貸切なのでお値段(1200円)以上の価値があることは間違いありません。
しかし、源泉掛け流しだと思い込んでの循環濾過式ではやはりガッカリです・・
分かりやすく源泉の種類を分別してみる。
そもそも今回は僕のミステイクで、何度も入ったことがある温泉だったのですっかり掛け流しだと思い込んでいました。源泉掛け流しにこだわっていなかった頃からの3年ぶりの訪問だったこと、以前入泉した時に塩素臭を感じなかったことで思い込みが強くなっていました。
温泉とか天然温泉とか、名称がついていても実際ほとんどの施設が塩素をぶち込んでいるので身体がプール臭に包まれることになります。さらにお湯を使いまわすために循環しているので本当に衛生的かと言われればそうではないでしょうし、エネルギーもガチャガチャになっていて疲れがとれません。
もっともピュアな温泉の条件は源泉掛け流しと呼ばれるもので、
・お湯を加熱していない(熱すぎる源泉は冷やしている)
・お湯を水で薄めていない
・循環して濾過していない
・塩素が入っていない
この4つです。
温泉施設では(旅館やホテルも)お客さんの人数に対して湧き出る温泉の量に規定があって、それに満たない場合は循環濾過+塩素消毒が命じられます。それでも水道水ではなく温泉を引いていたり自家源泉であれば「天然温泉」を名乗って問題はありません。
個人的にNGなのがプール臭がする循環濾過式で、加熱だけの加温掛け流しなら入ります。
・循環濾過式(お湯の使い回し)
・塩素消毒(プール臭)
・加熱式
は源泉掛け流し温泉ではありません。この情報は温泉目的で旅をする場合、事前にチェックするといいでしょう。しかし温泉施設はコスト削減や好んでで濾過しているのではなく湯量が湯温が足りないため、保健所等の行政の指導によって上記のような処理をしています。
ホームページに明確な記載がない問題。
高級な雰囲気がある旅館やホテルでも源泉掛け流しじゃなければ僕はシャワーか部屋の浴槽で済ませています。何のために温泉に入るのかというとリラックスして疲れを癒すためなので。源泉掛け流し温泉は必然的に活火山(関東なら群馬の榛名山、浅間山や栃木の日光白根山など)周辺が豊富な湯量によって実現します。
逆に、活火山から遠いエリアは湯量や湯温が見込めませんので人工温泉になるのは仕方がありません。僕が旅をする場合、源泉掛け流し温泉を求めてインターネットで情報をリサーチをします。しかし、ほとんどの施設で・循環濾過式(お湯の使い回し)・塩素消毒(プール臭)・加熱式の情報を明記していないか、書かれていても見つけづらい所に書かれています。
なので、自分だけでなく友人や仕事等で宿泊する場合は電話して確認することもあります。
源泉掛け流し温泉がある宿は大々的に「源泉掛け流し」と書いていますので分かりやすいですのですが、源泉掛け流しが当たり前なエリアにある施設のホームページは掛け流しなのに「源泉掛け流し」と書かれていない場合もあります。
源泉掛け流し温泉(+加温掛け流し)の情報ブログにする。
そんなわけで人生をより良く生きるために質のよい温泉を求めている僕としては、純粋な源泉掛け流し温泉の情報をライフワークとして集めていきたいと思っています。それだけだと時々しか温泉に入れませんので加温掛け流しも追加していきます。
せっかく日本という国に生まれたのですから今生はたくさん温泉に入って来世に備えたいと思います。
それでは皆さん、よい旅を!
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