
お世話になっている先生から、僕(@kazuaki_TANI)のエネルギーとすごく似ているという千代保稲荷神社を紹介していただいのが2025年12月のことだった。
師走の22〜23日、岐阜県の高山方面にある飛騨一宮水無神社を参拝したその足で千代保稲荷神社へ向かったのだが、バス乗り場に迷ってしまい乗り過ごしてしまった。次のバスまで90分待ち。ローカルバスの洗礼を浴び、レンタルサイクルもすべて貸出済み。次の予定もあるため千代保稲荷神社までバスで20分の距離にいながら断念をして埼玉へ戻った。

飛騨一宮水無神社は順調に参拝できた。
そして、2026年3月中旬。今度は、淡路島の伊弉諾神宮参拝をした帰りに再び、千代保稲荷神社参拝を試みた。ところが、淡路島の帰りに予想外の大渋滞に巻き込まれて時間が圧してしまい、体力的に疲れていたこともあり急遽大阪市内のホテルを予約して旅の予定を変更。
またしても千代保稲荷神社参拝を諦めて翌日、埼玉へ帰ったのだった。
そんなわけで2回のチャレンジが失敗に終わり、どうしたものか?とモヤモヤしていたが幸い4月下旬、大阪へ行く予定が入ったので今度こそは!と気合いを入れて旅に望んだ。船井総研関連のセミナーで大阪を訪れ、特にトラブルが起こることもなくこの日は順調にスケジュールをこなして、大阪と千代保稲荷神社の中間地点である、滋賀県彦根市へローカル線で移動し琵琶湖付近にある「とばや旅館」に宿泊をした。

映画「男はつらいよ」の寅さんが泊まっていそうな昔ながらの旅館で、スーパーで買い込んだ稲荷寿司とチョコレートを食べ、6畳の畳に敷かれた布団で朝まで休んだ。
彦根駅から、JR琵琶湖線→JR東海道本線で大垣へ。そこから楽しみにしていた養老鉄道で駒野駅まで行き、そこからローカルバスで目的地へ向かう。今回もバスへの乗り換えのタイミングがタイトだったが、バス乗り場がすぐに見つかり無事に千代保稲荷神社へ行くことができた。

さあ、人生初のおちょぼさんにやってきた。
(千代保稲荷神社の愛称)
幹線道路沿いにあるバス停で降りると鳥居が目に入ったのでそこを目指して歩いた。4月だというのに日差しが強く夏のように暑い。小さい神社だと聞いていたが、駐車場には整備をする係員さんが2人いるところを見ると、週末ということもあり混雑をしていることが予想できる。少し歩くと参道らしき通りが見えたのでさらに進んだ。
すると、どうだろう。
沢山の人たちが歩いており、参道には食べ物屋、漬け物屋、八百屋、雑貨屋などが軒を連ねていた。120軒以上あるらしい。まるでお祭りのような活気でどんどん楽しい気分になってきた。ひとまず参拝を済ませてからみたらし団子でも食べよう!と決めて境内を目指して歩いた。バス停から7-8分ほどあるいたところに更なる人混みと白いのぼり旗を発見。
千代保稲荷神社に到着した。

周囲を見渡すと、参拝者たちは油揚げと蝋燭を手に持っている。なるほど!事前に購入してからそれをお供えすると理解した。70円でお揚げと小さなろうそくを買うとさっそく拝殿へ向かった。実は、千代保稲荷神社は日本三大稲荷のひとつに数えられている。稲荷神社といえば京都の伏見稲荷や豊川稲荷のように広大な敷地に立派な拝殿と、何百も重なる赤い鳥居を思い出す。
しかし、おちょぼさんはとても小さい。なのに、ものすごい活気があって参拝している人たちが皆楽しそうに笑っている。実際に、僕自身も参道を歩いているだけでものすごく気分が良くなったし楽しかった。この感覚を正確に言語化することは難しい。実際に現地で体験してほしい、としか言えないがあえて表現するなら、僕が子供のころ、お祭りの縁日に初めて連れて行ってもらった時の感覚とすごく似ている。
神社がすごく特別な場所に思えて、大人も子供も楽しそうに歩いていて、和んだ空気に包まれた場所。

どこかインドの寺院にもその雰囲気は似ていた。
インドには小さな神殿がおしくらまんじゅうになるほど熱烈な参拝者が押し寄せている寺院があちこちにある。参道には神々へのお供え物を売る店、お土産屋がひしめき人々でごった返している。あの空気感が岐阜の田舎にあった。
3度目の正直でようやく来られたことに感謝しつつ、この地の安寧と人々の平和を祈願した。

参拝が終わって、帰りのバスが車で時間があったから参道を散策しながらお楽しみの団子を買った。焼いた団子にタレを塗って、さらに焼いてあるみたらし団子だ。
とにかく、その香りが素晴らしい!
表面が焦げてカリッとした食感になかはモチモチ、そして甘辛いタレの風味が最高だった。これで1本80円は嬉しいにもほどがあった。この団子だけでお腹いっぱいになってもいいくらい美味しかった。
友人からお世話になっている稲荷神社は年に1回、参拝をしたほうがいいと教わった。
となると、また来年ここに戻ってくる。その時はまたこのみたらし団子を食べようと思う。
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