世間では庵野 秀明監督の最新作「シン・ヱヴァンゲリヲン」が話題になっておりまして、その余波によって7年前にこのブログで書いた記事「ヱヴァンゲリヲンの庵野秀明監督が肉魚をいっさい食べないベジタリアンな理由」が、連日のように2500PV/日を超えて、ニヤニヤ喜んでいる僕(@ka_zz)です、ごきげんよう。
庵野さんの偏食を書いたこの記事が、このタイミングでバズっている要因は、当然ながら新作映画と庵野監督の影響力のすごさであることは言うまでもありません。そして、もうひとつの理由は、世間でベジ、ヴィーガン、プラントベース など菜食が盛り上がっているからです。
ここで話はかわり・・
1984年、東京では珍しい豚骨ラーメンのお店ができました。
それが秋葉原の九州じゃんがらです。
1986年には、原宿の表参道沿いに九州じゃんがらの2号店がOPENして大人気となります。
ラーメンファンから愛されるだけでなく、外国人旅行者や、有名芸能人や著名人も足繁く通うお店となり、映画やドラマの現場へケータリングまでしているほど、多くの人たちに支持されているラーメン店です。
そんな、原宿の九州じゃんがら(2F→1Fは九州じゃんがら継続)が、「ヴィーガンビストロじゃんがら」として完全リニューアルをしたので、グランドオープン初日、OPENと同時に食べてきました!
豚骨ラーメンの超人気店がヴィーガンフード専門店になった理由。
植物性100%の食べ物をヴィーガンフードと言いまして、ここ最近はふつうのコンビニやスーパーマーケットでも商品が買えるほど、日本でも一般化してきています。ラーメン界でも先日話題になった一風堂のプラントベース赤丸や、麺屋武蔵など有名店も続々とベジ系ラーメンを商品化しています。
九州じゃんがらは2015年にヴィーガンラーメンを商品化して、レギュラーメニューとして現在まで各店舗で提供しており、僕も常連として池袋店、秋葉原店、銀座店、原宿店にお邪魔して、美味しいベジ系ラーメンを食べているのでした。
九州じゃんがらは、一般のラーメン好きだけでなく、外国人旅行者や女性からも支持されていた状況でパンデミックです。まるで鎖国したかのように外国人旅行者はゼロになりました。当然、売り上げにも大きな影響があったはずで、多く飲食店が苦境に立たさることになります。
ところが、そんな苦しい状況で、積極的に前向きに変化を恐れず行動されたのが、九州じゃんがらの下川社長です。僕が尊敬する人物でもあり、経営者として人として素晴らしい方です。
九州じゃんがらの社長自身が、実はヴィーガンフードを日常の食生活に取り入れてから、なんと!30kgも痩せたというのです。高いレベルで健康体となり、ヴィーガンフードに大きい可能性を持っていたところ、今回のパンデミック騒動。
熟慮した結果、大きな決断を下したのでした。
豚骨ラーメンからヴィーガンという対極への勇気ある変化で、「変わること」の大切さと学びを示してくれました。
・・・
そんな流れで、ヴィーガンビストロじゃんがらです。
原宿の九州じゃんがらは、明治神宮の表参道の入り口付近にある超一等地で、原宿駅からも徒歩2分の距離。1階のお店と2階のお店があり、ヴィーガンビストロじゃんがらは2階になります。
グランドオープン初日、埼玉から電車で揺られること1時間、表参道に到着した僕。この日、お店の第一号のお客になるためOPEN一時間前に到着するつもりが15分遅れてしまい、お客第一号になったのは友人のスマベジ子でした!
[blogcard url=https://smileveg.com/]スマベジ子と同じテーブルということで、この日ご一緒した野菜料理家の庄司いずみ先生と共に、晴れてお客第一号のグループとなり、お店の歴史に名を残したのです!(それだけで満足した僕たち)
超イチ推しはジュージューグリル(大豆ミートの鉄板焼)とちゃんぽん。
前置きが長くなりましたが、ここから本題です。
ヴィーガンビストロじゃんがらのメニューは公式ページを参照してください。僕たち日本人が大好きな料理が揃い、子供からお年寄りまで、誰もが食べたい!と思わせるメニュー構成となっています。
ということで、、
ヴィーガンビストロじゃんがらで、時間がかからず看板メニューになるであろうジュージューグリル(980円でごはんとスープ付き-ランチ価格-)は、代替え肉やベジミートと呼ばれる大豆由来の植物性ミートの鉄板焼きです。
テーブルに運ばれた熱々の鉄板皿にスタッフさんがタレをかけて、仕上げの調理をします。ビジュアルと香りによって、ジュージューと音を立てて焼き上がる様子は本物のお肉と錯覚してしまうほどで、確実に注文して欲しい美味しさでした!
食欲旺盛な男子でも満足できるボリュームです。
世界規模でプラントベースミートが市場を拡大している中、本物のお肉以上に良質な栄養を摂取できる大豆ミートは、日本でも人気が高まっています。しかし、調理次第で美味しくもなるし、あれ?ともなります。じゃんがらのジュージューグリルは、肉好きな人が食べても「美味しいじゃん!」となるレベルに仕上がっています。
それもそのはず、
メニューを監修したのが自由が丘の超人気ヴィーガン料理店「T’sレストラン」なのです。コロナ禍以前は、女性やベジタリアンだけでなく、著名人そして世界中からお客さんが訪れているお店です。
(この日はT’sレストランの下川まさこ代表もじゃんがらに駆けつけておりました)
なので、じゃんがらのヴィーガン料理は味もクオリティも超一流なのです。
僕のように肉は大嫌いだけど、タレとごはんが好きな人には最高のご馳走ですし、たまには健康のために、痩せるためにベジでも食べてみようかな、って人にも喜ばれるでしょう。
九州がご出身のじゃんがら下川社長がこだわったちゃんぽんも最高でした。
話によると、天皇陛下に献上された料理人さんから直伝の長崎ちゃんぽんの味に、プラントベースで再現しようと試みたそうです。僕的に相当に美味しいラーメンですが、この日お店で陣頭指揮をとっていた社長いわく、まだまだこれから進化させると意気込んでおりました。
個人的に気に入ったのが、南高梅のノンオイル汁そばです。
ラーメンなのに、油をいっさい使っていません。さっぱりスッキリしながらも、濃厚な旨味と南高梅の酸味によって食欲をそそる一杯でした。
ヴィーガンビストロじゃんがらの楽しみ方は、2〜4人で来店し、ジュージューグリルをそれぞれ注文して、ラーメンを1〜2種類注文して皆んなでシェアする、こんな感じとなります。
初めてヴィーガン料理を食べる人も、お肉好きな人もベジタリアンも大きな満足を得られることを200%の自信を持って保証します。そして、すべての料理で卵や乳製品も使っていませんので、アレルギーのお子さんをお持ちの方でも、同じテーブルでご馳走を食べることができるお店です。
元氣になれるかどうか?がお店に通えるかどうかの判断となる。
最後に、個人的なお話をしますと・・
仕事柄、日本各地はもとより世界中でたくさんの飲食店を食べ歩いていますが、何度も通えるお店って両手の指ほどしかありません。その基準が“元氣になれる、かどうか?”です。美味しいお店は山の数ほどありますが、通いたいお店はわずかしかありません。
僕たちが外食をする理由は元氣になるためです。
その見方をしますと、ヴィーガンビストロじゃんがらは確実に通いたくなるお店です。
料理も美味しいのですが、とにかくスタッフさんたちの対応が素晴らしいのです。
気配り、働く姿勢、あいさつ・・どれも気持ちよくスマートで「わざわざ埼玉から来てよかったなあ!」と思える時間となり、足取り軽くお店を後にしたのでした。
▼いつも箱買いしているT’sたんたんのヴィーガンカップ麺
ヴィーガンビストロじゃんがらのアクセス
場所:東京都渋谷区神宮前1丁目13-21 2F
電話:03-3404-5405
予算:1000〜2000円
営業時間:10:00〜22:00
定休日:年中無休
アクセス:東京メトロ明治神宮前駅・JR原宿駅から徒歩2〜3分
公式ページ:https://kyushujangara.co.jp/shops/veganbistro/
インスタ:https://www.instagram.com/veganbistro_jangara/
twitter:https://twitter.com/vegan_jangara
それでは皆さん、素晴らしい人生を
Have a good day!
and God bless you!
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