初心者でも登れる標高3003m「雄山神社峰本社」参拝マニュアル

人生初となった本格登山!そして富山県の雄山神社峰本社を参拝してきた僕(@ka__zz)です。

標高3003mにある峰本社、登山初心者の僕としては、それはそれは険しい道のりでしたが、それ故に拝殿でご祈祷を受けた時は素晴らしく感動しました。

そして、日本海側にある立山山頂から太平洋側にある富士山を眺めることができました。

ということで、これから旅を計画している人のために、僕の旅レポートと共に峰本社までのルートや登山ガイドを紹介します。

雄山神社峰本社の参拝は人生で最高レベルの感動!

全国に106社ある一之宮神社を巡っている僕(@ka__zz)は、雄山神社を参拝するために富山へやってきました!

2017年9月時点で参拝した一之宮はおよそ30社・・まだまだ道のりは長い神社巡りですが、今回の雄山神社は106社の中でいちばん難易度が高い一之宮です。

なにせ、参拝する神社が標高3003mにあるのですから。

車の中

今回の旅は、2泊3日で埼玉県大宮市を車で出発。

首都高環状線

関越自動車道

上信越自動車道

北陸自動車道

富山県立山町

大宮を出発してからおよそ5時間半で最初の目的地、立山町内にある蕎麦屋に到着。

上の写真は、ビビるほどハードな山登りになるとは知らずに、初日のランチに立山町の蕎麦屋で乾杯する旅の仲間たちです。

正直、これを書いている僕も油断をしておりました・・

▼立山の名店そば処おきなで食べたレポート

雄山神社は前立社壇、祈願殿、峰本社の3社を参拝して成立。

祈願殿

雄山神社 中宮祈願殿

はじめに、雄山神社参拝をメインに計画している人がもっとも注意すべき点。

それが・・

1.岩峅寺 前立社壇 – いわくらじまえだてしゃだん(富山県中新川郡立山町)
https://www.oyamajinjya-maetateshadan.org/

2.芦峅中宮 祈願殿 -あしくらなかぐうきがんでん(富山県中新川郡立山町)
https://www.oyamajinja.org/kiganden.htm

3.峰本社 -みねほんしゃ(富山県中新川郡立山町)
https://www.oyamajinja.org/minehonsha.htm

この3社殿で雄山神社は成り立っているということです。

つまり、全国一之宮巡りをしている人なら当然のように峰本社がある立山登山は避けて通れない道。そんなわけで、初日に前立社壇と祈願殿を参拝した僕たちは富山市内のホテルに宿泊。

近くの居酒屋で、地元の美味しい魚と野菜をいただきながら大いに楽しんだところで、翌日の登山に備えるため11時過ぎには消灯しました・・zzZ

標高3003m!立山頂上にある雄山神社峰本社の初心者向け参拝マニュアル。

朝日 富山

朝5:30富山市内のホテルを出発

標高3003mに登山して参拝する雄山神社峰本社は、なにはともあれ前泊が必須になります。

ルートの起点となる立山駅周辺には、人気登山エリアとあっていくつもホテルがあります。

さらに、峰本社に近くなる美女平にも温泉付きのホテルはありますが、上に行けば行くほど宿泊費は高くなっていきます。今回、僕たちはケーブルカーが出発する立山駅周辺ではなくて、富山市内の富山駅そばのホテルに宿泊しました。

富山駅から立山駅までの移動時間は、車で40〜45分くらい。

1時間早く起きなくてはならないというデメリットはありますが、

1.リーズナブルに綺麗なホテルに泊まれる
2.美味しい料理屋や居酒屋がたくさんある
3.世界一美しいスタバなど市内観光を楽しめる

・・といったメリットがあります。

今回はこれが大正解で、リーズナブルなホテル代(ツインルームでひとり4600円)で節約できた分、能登の豊かな名物を堪能することができました。

ホテル探しは旅の醍醐味です。

▼ぜひ、いろいろと検索して最適な宿を探してみてください。

雄山神社峰本社へのルート・ステップ1 立山駅からケーブルカーに乗る。

立山駅

まず大前提として、雄山神社の峰本社は7月〜9月末しか入山することはできません。

今回僕たちは9月上旬に山に入りました。

そして、出発の時間ですが立山駅からの始発は7:00です。

初心者の場合、おすすめはズバリ始発です。

始発で出発して峰本社へ到着する時刻はスローペースで11:30くらいが目安でしょう。1時間ほど山頂でゆっくり休んでから下山して立山駅に戻れるのが14時半〜15時くらいです。

僕たちは朝5時半に富山駅周辺のホテルを車で出発。6時20分駅に立山駅に到着してびっくり!

平日だというのに早朝からからびっくりするほどの登山客がいるので、遅くても6:30には立山駅に到着するといいでしょう。

なぜかというと、始発に乗れないとまた次の便を待たないといけなくなります。

ここで、立山駅からのルートを解説しておきます。

立山駅から峰本社までのルートと交通手段。

・立山駅からケーブルカーに乗る(7分)

・美女平(びじょだいら)から室堂まで高原バスに乗る(50分)

・室堂(むろどう)から登山スタート(山頂まで3時間)

立山駅 チケット

チケットは往復分を購入しよう!

ケーブルカーと高速バスの往復チケットは立山駅で買えます。

上の写真とまったく同じルートで買ってください。

2017年9月現在で往復4310円です。
(→2022年5月現在で往復おとな6320円・こども3160円

▼現在の価格はこちらで確認できます。
立山黒部アルペンルート公式ページ

立山駅

上の写真は立山駅でケーブルカーに乗るための改札に並んだところです。

平日の朝6:45でこの行列!

始発のケーブルカーは7時出発、、、果たして乗れるのか!?

ケーブルカー 立山駅

改札を抜けて先へ進むと、とてもレトロで昭和風情なケーブルカーが!

なんとか始発便に乗ることができました!

いよいよここから登山がスタートします。

雄山神社峰本社へのルート・ステップ2 美女平から室堂行きの高原バスに乗る。

バス

およそ7分ほどでケーブルカーの終着ポイント、美女平に到着。

この時点で標高は977mです。

ケーブルカーから降りたら、高原バスに乗り換えるために、バス乗り場へ移動します。

バスも座席指定ではないので、列に並んだ順番で好きな席を確保することになります。

段取りが良い仲間がいたので幸いにも良いシートに座ることができました。改札前で10分ほど待ったところでバスが到着、なんだか遠足にでかける気分で乗り込んだ僕たち・・

バスの移動時間は50分もあるということで気持ちよく寝よう..zzZ、としたのですが・・

美女平 バス

景色が凄すぎて眠れません!

むしろ、まばたきをするのがもったいないほど、美しく雄大な山々の景色がこれでもかッ! というほど味わうことができます。

ですので、前の晩はちゃんと寝ておくべきです。

実は、この日の3日前から仕事でバタバタして1日3時間くらいしか寝てなくて、移動中も楽しくて一睡もできず、寝不足で疲れが溜まったまま登山の日を迎えてしまいました。

およそ50分のバス旅・・

いよいよ登山がスタートということでリラックスして身体を休めましょう。

室堂(標高2450m)に到着した僕たち。(写真は茨城で大人気のほっかほか弁当まるちゃん家のオーナー文代さんと電磁波対策の専門家猿田さん)

スニーカーの紐を締め直して、立山登山に挑みます。

いざ、標高3003mの峰本社へ!


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