支笏湖でのワーケーションは同時に自分をリセットできる環境@北海道

支笏湖

環境省が北海道の支笏湖にて、ワーケーション事業を模索+調査しておりまして、マーケティング要員として参加してきた僕(@ka_zz)です、ごきげんよう。

支笏湖は、ひとことで言うなら天国でした!

人間の手が入っていない、ほぼ手付かずの自然が残る環境。そして、国立公園+特別保護地区という規制によって制限された経済活動のおかげで、とにかく静かなのです。

耳障りな雑音がない、目障りな看板や人工物がない、電磁波も必要最小限。

あるのは静寂と、源泉掛け流しの温泉・・

人里から離れた支笏湖でのワーケーションは、結果的に僕をリセットしてくれたのでした。

自分をほど良くリセットできる支笏湖でワーケーション。

支笏湖

パンデミックによって流通した言葉のひとつが「ワーケーション」で、ワーキング(働く)とバケーションをくっつけた造語です。現時点で、テレワークができる業種に限られてしまいますが、個人的にワーケーションという暮らし方、働き方は大いに有りだと考えています。

3年前、山と川に囲まれた埼玉の片田舎へ移住した目的が「ノイズが少ない環境で、暮らしを楽しみながら仕事を成長させる」ことの模索なので、若干ではありますが世間のムーブメントを先取りしておりました。

そもそもは、東京を中心とする消費型ライフスタイルと、僕の趣味嗜好がだいぶズレてきており、街に住むメリットが薄れていたこと。とは言え、自給自足のような経済社会から完全に離脱できる高い能力はなく、依存できるところは依存して、暮らしのなかで消費と生産のバランスをとる試みをしているのが、僕の現在です。

支笏湖

支笏湖でカヤック

さてさて、

ウイルスによって社会と経済が混乱している今、環境省も今後の動向を模索しています。支笏湖でのワーケーション事業もその一環で、マーケティング要因として有り難くも声がかかった次第です。先にも述べた通り、支笏湖は国立公園+環境特別保護地区ということで、国が所有している場所。

なので、不動産の売買を民間が勝手にできなかったり、樹を切ったり、植物を植えたり、動物を捕獲→殺害することができないエリアで、厳密には落ち葉ひとつも拾ってはいけない法律に守られているのでした。

そんな恵まれた環境なので、非現実感はハンパありません。

およそ全周40kmの支笏湖は、一箇所だけ観光地エリアがあって、ホテル、飲食店、お土産屋、公園などが軒を連ねております。人が住めるのもその範囲に限定されており、民家や学校がある以外は、スーパーマーケットやコンビニもありません。一見すると不便と思いますが、信号がない広い道路を車で20〜30分も走れば千歳市や苫小牧市の商業地区があるのです。

新千歳空港からも車で30分という距離は、東京まで3時間もあれば帰れます。例えば会社で緊急事態が発生した時でも対応ができるということで、北海道ということを忘れてしまうほど利便性が高い立地なのでした。

それはさておきまして・・

支笏湖でのワーケーションをお勧めする意図は別にあります。

支笏湖

千歳川でカヌー

これだけ恵まれた環境に滞在をしていると、思いもかけない変化が訪れます。

当たり前だと思ってこなしている仕事、わずらわしい人間関係、次から次へと目に耳にする余計な情報、目には見えない電磁波やノイズによって、知らず知らずに蓄積されてくストレス。それは認識として表面化するストレスではなく、もっと潜在的に慢性化してしまっているストレスで、それによって僕たちの精神はすり減り、自分ではない状態になっている、いわば誰もが抱える現代病です。

はっきりとした自覚症状がないカタチで徐々に蝕まれていき、精神と肉体にダメージを与え、それらの不調和が僕たちにトラブルを引き寄せます。人間関係、お金、病気などの悩みを抱え、それでも歯を食いしばって生きているわけですが・・

現在は、ヨガや瞑想、ジョギングやショートトリップなどで、わりと手軽にリフレッシュをすることができるといえばできます。しかし、もっと深いところにあるストレスはなかなか手放すことはできません。

そこで、支笏湖で中長期の滞在です。

支笏湖

ワーケーションとは、仕事+バケーションを両立させる働き方の提唱です。

ですので、大前提として自分をコントロールできる人でないと成り立たない働き方です。自戒をこめて説明すると、働くためにはるばる自然豊かな土地に来たのに、ほぼ全ての時間を遊んでしまう僕(@ka_zz)のような性質は、仕事がぜんぜん進まない・・ことになってしまうのです。

しかし!

支笏湖ではあえて、そんな自分も受け入れて、欲望に任せてみてはいかがでしょうか。

仕事のタスクをこなすだけが、合理性を高めるだけが仕事ではありません。

支笏湖

丸駒温泉にて

雑多な日常で、溜まりに溜まったノイズ(邪念、邪気、余計な感情と情報)をリリースして、自分をスッキリさせること。スッキリさせてニュートラルな自分に戻ることで、人のパフォーマンスは何倍にもなるのです。

当然、自分のなかのストレスが軽減されていけば、自然とやる気が復活して、仕事への集中力が高まるでしょう。幸いなことに支笏湖には、カヤックやカヌー、透明度日本一の水質でダイビング、源泉掛け流しの温泉など優雅すぎるアクティビティ。

そして、何よりも贅沢な「静寂」があります。

自分をリセットすることこそ、生産性を高めるもっとも効率的な方法である。

と、僕は確信しています。

 

ぜひ、その感覚を支笏湖で味わってみてください。

 

▼ワーケーション前に読んでおきたい本

 

 

それでは皆さん、素晴らしい人生を

Have a good day!

and God bless you!

 

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