スギ花粉の飛散が終わり春が訪れた高麗の景色と暮らしのなかで思うことなどを書き綴る。

2月中旬くらいからスギ花粉の飛散が始まり、僕の反応が出はじめたのが3月10日くらいだった。

おそらく寒さのため花粉の飛散がゆるかったのだと思う。桜の開花も遅く、3月末日になってようやく咲き、ところが低気温がつづき桜吹雪が舞ったのが4月10日頃だった。それと同時に花粉症の症状も治り、一ヶ月におよぶ苦行を終えようやく僕にも春が訪れた。

3月25日午前0時過ぎ「ふぃふぃふぃふぃふぃ」というカジカガエルの美しい鳴き声が家の前を流れる高麗川にこだまする。早朝には鶯や雀の子供たちが一生懸命に鳴く練習をする。枝ばかりになって寂しかった樹々には緑の葉が開き、あちこちに花が咲きみだれて高麗の風景が彩られる。

しかし、なぜか気分が晴れ晴れとしない。原因はいくつか考えられる。いちばんは生活リズムが冬のまんまだからだ。日の出とともに賑わう鳥たちの鳴き声を目覚まし時計代わりに起きればいいだけなのだが、いろいろ理由をつけて8時くらいまで寝ているのだから、気分がスッキリしないのは当然だ。

当然、夜更かしをしないで遅くても23時は寝たほうがいいのだ。自然界のリズムと、僕の体内時計が大いに狂ってしまっていることがモヤモヤの原因である。だから、ブログでそれを言葉にすることでまずは自覚をしようと考えてこれを書いている。

狂った体内時計を元に戻すには、まずは朝シャキッと起きる。

当然、前の晩は寝るのが遅いだろうから眠い目をこすりながら活動を開始する。そしてしっかり働いて身体を動かして22時には寝る。そして次の日は5時に起きて、遅くて23時は寝てまた5時に起きる。これで体内時計は自然界のリズムとシンクロしなおしてくれるだろう。

ひとまず冬モードから強制的にツイッチを切り替えようと思う。

高麗は変わらず平穏だ。

変化は無くもないがストレスを感じることは少ない住環境が保たれている。その要因は広告の少なさだ。大企業によるマーケティングに取り込まれていない地域で、スマホを開いたりコンビニに入らなければ大企業経済の圏外である。テレビもSNSもYouTubeも広告だらけであり、それが心地いい情報であればいいのだが99.9%はザワつく内容だ。

とは言うものの仕事でパソコンを開き、情報を検索すれば否が応でも押しの強いマーケティングのなかに身をおくわけだし、自分の仕事もそのなかで成立をするわけだから、せめて住環境はノイズから距離を置くことで心身のバランスが取れる思っている。

今年の5月がどのような気候になるか天気予報を見たわけではないが、日本の四季が大きく変動していることは事実である。春が極端に短く、ひたすら暑くて長い夏がつづく。下手すると5月〜10月が夏になる。秋もあっという間に終わり落ち葉と共に寒い冬がくる。

僕の暮らしもその変化に合わせて衣食住を変える必要がある。

英国のジャルコヴァ教授の気象予測モデル(97%の確率で地球の気象を予測できる)による計算によると2030年頃から地球は寒冷期(ミニ氷河期)に突入するのであれば、その備えも必要になってくる。簡単に考えれば2030年までには自分の家を手に入れて薪ストーブのある暮らしの実現は必須だ。

そのための仕事と収益を構築をしているのが現在だが、この世界に大混乱が生じれば今の僕の計画など簡単に吹き飛んでしまう。つまり、インターネットに依存した仕事だけでは厳しい。

かと言って、何をしたらいいのか?という具体的な案もないし、何はともあれ健康な身体と元氣だけはしっかりキープしておきたい。いざとなった時は体力と思考力の勝負となるだろうから。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。