「6勝11敗」僕の西武ライオンズ2026年シーズン現地観戦の戦績レポート。

栗山巧,ライオンズ

今年もBクラスだろう、という大方の予想を覆して2位でフィニッシュした西武ライオンズ。

エスコンフィールドが出来て以降、着々と戦力を整えてきた日ハムを破っての2位は大きな価値がある。野手陣は前半戦までは奮起したものの交流戦の終盤から息切れしてしまい、代わりに投手陣が踏ん張ったことで2022年ぶりのAクラス。惜しくもCS1stステージで敗退したが大満足のシーズンだった。

僕自身は、仕事中心の生活のなかで平日観戦を中心にベルーナドームに足を運んだ。勝っても負けても試合を楽しむことをモットーにしているが、チャンスに打てないどころかヒットすら出ない不甲斐ない試合はさすがに気持ちが萎えてしまう。実際に今シーズンもそんな試合を多く観戦した。劇的な展開からの勝利も現地で見届けたが6勝11敗という結果だった。

4月3日(金):楽天イーグルス戦 3対6で敗戦

先発投手は渡邊勇太朗、今年は開幕投手を務めたが先頭打者を四球で歩かせては得点される、繰り返して不本意なシーズンを過ごした。この日も4回表に5失点。なんたることか。今季初現地は黒星スタートだった。正直、勇太朗が投げる試合はストレスが溜まる試合が多かった。相当数のイニングを投げてくれたことは素晴らしい功績だが、来季はぜひ奮起して成長してほしい。

4月22日(水):ソフトバンク戦 3対1で勝利

高橋光成が粘りのピッチングで完投勝利!野手陣もソフトバンク大関投手を相手に逆転して守り切った。今年の高橋光成は前半だけで強豪ソフトバンクから5勝を挙げた。後半はダメだったが日ハムがシーズンを通して5勝しか出来なかった相手にすごいことだ。

4月30日(木):ファイターズ戦 2対3で敗戦

隅ちゃん先発で7回まで無失点ピッチング。長谷川信哉が2号ホームランを打ったり緊張感のなかでも楽しい展開。しかし延長11回表、羽田慎之介が四球からのボーク、野村祐希にタイムリーを打たれて勝ち越されてしまい痛い負けとなった。羽田は今年、デッドボール王となってしまい3軍暮らしを余儀なくされた。

5月6日(水):ソフトバンク戦 10対2で勝利

ゴールデンウィーク最終日はお祭り試合。満員のベルーナドームはまたしても高橋光成が最高のピッチングを見せた。野手陣も大関投手を打ち崩しソフトバンク相手に10点を入れる。渡部聖弥のプロ入り初満塁ホームランは見事だった。光成はソフトバンクに三連勝。この頃だったと思うがビッグチェーン打線という言葉もメディアに飛び交っていた..

5月22日(金):バッファローズ戦 1対5で敗戦

体調不良明けの隅ちゃんが7回まで1失点のまま投げる。9回表に登板した黒田が先頭打者デッドボールから試合を壊してしまった。この回だけで4失点。山田、ラミレス、ウィンゲンターがいない中継ぎ陣のやりくりが大変な時期だった。オリックスの身長213cmジェリーに歯が立たなかった。9回裏、ふてくされていたら長谷川がホームランを放つ。

5月29日(金):横浜ベイスターズ戦 13対4で勝利

ブラックユニフォームで迎えた交流戦、結果ライオンズ史上初の優勝を成し遂げたわけだが、この日の試合はベイスターズ相手にお祭り試合を展開した。カナリオ、ネビン、古賀悠斗がホームラン。投げては高橋光成が好投する。この頃のライオンズは本当に観ていて楽しかった。ネビンが復帰以来、毎試合絶好調でこのままの調子で終盤までいけば優勝争いがちゃんと出来たと思うが。

6月10日(水):広島カープ戦 5対4で勝利

2026年シーズン、現地観戦でのベストゲームだった。始球式は「成瀬は天下をとりに行く」の舞台で主演の山下美月ちゃん。浦和学院の吹奏楽部の皆さんが試合を盛り上げる。渡邊勇太朗が7回まで2失点でHQSに古賀悠斗のが3打点の活躍。ところが9回表、クローザーの岩城が四球から2ランホームランを打たれて同点に追いつかれてしまう。この頃から岩城が右打者にあっさりホームランを打たれるようになっていく。10回裏、なんと2試合連続となる長谷川信哉のさよならヒットで勝利。この日はラニちゃんの招待で信太郎さんとアメックスシートで優雅に観戦。素晴らしい夜になった。

6月10日(水):読売ジャイアンツ戦 3対0で勝利

交流戦、3戦目の現地。この日も安定感抜群の髙橋光成。相手は新人ドラ1の竹丸投手。春先、出遅れて調子を崩していたが交流戦で複数安打の試合を増やしていた夏央が大活躍。7月は打率3割近くまで上げていった。光成が無失点で7回を投げ抜いて7勝目。このままの調子でいってくれれば..と思ったものだ。交流戦は後半、打線が打てなくなったが初優勝を成し遂げた。MVPは長谷川信哉だ。

7月14日(火):千葉ロッテマリーンズ戦 2対1で勝利

この日は窪田さん親子と汗をかきながら観戦。酷暑のなかむせ返るほどの湿気でサウナと化したベルーナドームは健康的に汗をかく、そんな目的にすることで前向きに野球観戦ができる。とはいっても暑さに耐える修行であることは間違いない。先発は平良海馬が6回まで無失点ピッチング。9回、甲斐野が先頭から2者連続四球を出すが、1失点で抑えてなんとか逃げ切った。

そして、この試合が今シーズン、現地最後の勝ち試合となった。この日以降は8連敗だ。

7月24日(金):ソフトバンク戦 3対7で敗戦

前半戦はソフトバンクホークスをカモにしていたライオンズだが、後半戦は真逆になってしまった。ネビン、林安可が豪快なホームランを放って盛り上がったのも束の間の喜び。渡邉勇太朗が打たれ、ラミレスも打たれ、力尽きた。まったく歯が立たない。栗原、近藤健介、柳田、周東が打って走ってひたすら強さを発揮。投げてはベイスターズから移籍した上茶谷が好投。万事休す。

7月31日(金):バッファローズ戦 4対5で敗戦

乃木坂46の野球部メンバーのライブと始球式、そしてブルーレジェンズとのパフォーマンス以外は記憶にない試合となった。先発隅ちゃんが珍しく球が走らずコントロールに苦しみながらもなんとか7回を3失点で投げ切る。そのまま延長に突入。11回表、中村祐太が太田椋と紅林に打たれ2失点。その裏、満塁から押し出しの1点で追い上げるも最後は打てずに終了。栗山巧もおかわり君もベンチにはいなかった。

8月26日(金):ファイターズ戦 1対9で敗戦

相手先発は天敵達投手。ライオンズは渡邊勇太朗。達が9回を1失点で投げ切って、勇太朗は6回9失点。カナリオのホームランで盛り上がったかと思ったらあっさり大量失点。7回裏で帰宅。去年も今年も達を打つことができないライオンズ打線。いい加減、呆れる。今期のワースト試合。

9月15日(火):楽天イーグルス戦 1対0で敗戦

今シーズン初の遠征は仙台、楽天モバイル最強パーク。一泊二日で行ってきた。旅自体はとても楽しかったが試合は寒かった。雨で中止になった振替の試合。この日も雨で順延になるかも、と思ったが小雨が降った程度。試合はルーキーの九谷投手から1点も取れず完封負け。交流戦以降、すっかり打線が冷えきってしまった。面白かったのは先発投手が緊急登板の森脇。ところが、直前で体調不良で回避した平良が2回から突然マウンドに上がる。球場全体が大きくざわめく。そこからの快投は気持ちいいくらいキレたピッチングをしてくれた。これで勝っていれば最高だったが..

9月25日(金):千葉ロッテマリーンズ戦 2対6で敗戦

2位につけているライオンズは、3位のファイターズと僅差ということで負けれらない試合だった。髙橋光成が調子悪いなりに試合を作っていたが指の不調によって5回で降板。長谷川の逆転タイムリーヒットまでは良かったが、ここまで中継ぎ陣を支えてきた森脇が史礁に3ランホームランを浴びてしまう。終盤になって好調な野手がひとりもいない状態はCSに進出しても厳しいと思わざるを得ない試合となった。

9月28日(月):楽天イーグルス戦 2対4で敗戦

隅ちゃんが初回に打球が腕に当たってしまい早々に降板。「終わった..」と皆が思った。緊急で山田陽翔がマウンドに上がるがさすがに肩が作れておらず2点を許す。ライオンズはヒットこそ出るが得点圏で打てず。聖弥のホームランとタイムリーで2点を返すのがやっとだった。それにしても41歳になった岸投手はすごい。緩急を巧みにつけたピッチングに翻弄されてしまった。楽天は今シーズンダントツ最下位だが吉井監督のもと、来季は躍進すると感じる終盤戦は見事な戦いを見せた。

10月に入って雨で順延となっていた千葉ロッテマリーンズと幕張で2戦戦い2勝をあげる。2位が確定し、本拠地ベルーナドームでのCS開催が確定する。

10月12日(月):CS1st第3戦のファイターズ戦 1対4で敗戦

2019年ぶりのCSはもの凄い盛り上がりを見せた。初戦はカナリオのサヨナラホームランで劇的勝利。1stステージ突破確率80%以上のなか2戦目は完封負け。そして迎えた3戦目。勝った方が福岡へ。初回はあっさり抑えた武内夏暉だったが2回からは別人のような投球になってしまい失点を重ねる。伊藤大海からなんとか5回、満塁のチャンスを作り源田壮亮の犠飛で1点を返すがチグハグな攻撃がつづきCS敗退となった。

短期決戦に不慣れなライオンズと3年連続CS進出のファイターズの差を見せつけられた。

2026年観戦の総括

7月14日の勝利を境に、それ以降はCS三戦目までまったく勝ち試合を観ることができなかった。まるで2024年シーズンにタイムスリップをしたかのような感覚だったが、貯金を19も作って2位の成績は予想を遥かに上回った。夏央、長谷川の育成出身組と篠原響と甲斐野が大躍進を遂げ、聖弥は二年目のジンクスに陥る。ウィンゲンターと桑原の長期離脱は痛かったし、山田の不調も想定外だった。

交流戦までは野手陣が頑張り、後半は投手陣が踏ん張った結果が2位。観客動員も12球団でトップの伸び率を示し、完売御礼が出る日も増えてきた。野球は組織力でしか強くなれない。フロント、選手、監督、コーチ陣、営業、広報、裏方のスタッフさんも含め同じ目的に向かって2027年も邁進してほしいと願う。

ベルーナドーム,西武ライオンズ

来季は、横田くん、仲三、山村崇嘉、村田の一軍定着に期待したい。長谷川が1年を通じて活躍する姿も見たい。他球団を見るとSB栗原、阪神佐藤森下、ロッテ山口のようなホームランバッターが西武から生まれることも望むし、かつての山賊打線の復活を目指してがんばってほしい。

僕個人としては、野球観戦をより楽しむための工夫をもっとしたいと思っている。仕事に集中して仕事を伸ばすことが第一。そのなかで、プロ野球にもっとのめり込めるようになること。それにはオンとオフのメリハリをしっかりつけてどちらにも集中力を高めることが基本となるだろう。観戦数を今以上に増やそうとは思わないが、福岡と仙台と北海道には遠征したい。

年間15〜16試合を現地で観戦できればじゅうぶんだ。

自宅観戦の体制も整えたいと考えている。現在はMacBookAirで見ているが大型テレビモニターを導入して観戦を楽しみたい。いずれにしても総武は時の運、勝っても負けてもライオンズの野球を楽しむことが僕にとっては大事である。少年の時のような心で観戦できたら最高だ。

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